共働き家庭では、料理や洗濯、掃除だけでなく、日用品の補充や子どもの予定管理など、さまざまな家事が発生します。家族で分担しているつもりでも、「細かな家事は自分ばかり対応している」と感じたり、「どこまで頼んでいいのかわからない」と悩んだりする方も多いでしょう。
そのようなときに役立つのが「家事分担表」です。家事を見える化して家族で共有することで、担当や負担の偏りを把握しやすくなり、家族全員で協力しながら家事を進めやすくなります。
この記事では、家事分担表の作り方を5ステップでわかりやすく解説します。家事分担表に入れたい家事一覧や、作成に便利なツール、うまく活用するためのコツも紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
- 家事分担表は、家事を「誰が・いつ・どこまで担当するのか」を一覧化したもの
- 家事分担表には、「名もなき家事」も含めると、負担の偏りを把握しやすい
- 家事分担表は、家族の生活スタイルの変化に合わせて、定期的に見直すことが大切
家事分担表とは
家事分担表とは、料理・洗濯・掃除などの家事について、「誰が・いつ・どこまで担当するのか」を一覧化したものです。
家事を見える化することで、担当や負担の偏りを把握しやすくなり、家族全員で役割を共有しながら家事を進められます。特に、ゴミ出しの準備や日用品の補充など、普段は見えにくい「名もなき家事」に気づくきっかけにもなるでしょう。
形式に決まりはなく、手書きでもデジタルでも作成できます。家族全員が確認しやすく、無理なく続けられる方法を選ぶことが大切です。
「家事の分担について一度きちんと話し合いたい」と感じているなら、まずは家事分担表を作るところから始めてみましょう。
家事分担表を作るメリット
家事分担表を作ると、「どんな家事があるのか」「誰がどこまで担当しているのか」を家族全員で共有できます。感覚では見えにくかった負担の偏りにも気づけるため、分担の見直しにも役立つでしょう。
家事分担表を作るおもなメリットは、次の3つです。
家事の全体量を見える化できる
家事分担表を作ると、毎日どれくらいの家事が発生しているのか把握できます。
家事は、料理や洗濯、掃除だけではありません。ゴミ袋の補充や日用品の在庫確認、学校プリントのチェックなど、普段は意識しにくい「名もなき家事」も多くあります。実際に細かく書き出してみると、「こんなにやることがあったのか」と気づけます。
特に、「自分ばかり家事をしている気がする」と感じている場合は、家事を見える化して現状を共有することが大切です。どの家事に時間や手間がかかっているのかを家族全員で確認できれば、感覚だけでなく、実際の負担をもとに分担について話し合えるでしょう。
家事の分担状況がわかる
家事の分担状況がわからないと「自分ではやっているつもり」「相手が負担に感じていることに気づいていなかった」といった認識のズレが起こりやすくなります。
家事分担表で担当を共有しておけば、「誰が・どの家事を・どこまで対応するのか」が明確になります。例えば、「ゴミ出し担当」と決めても、「ゴミをまとめる」「ゴミ袋を交換する」まで含むのかによって、実際の負担感は大きく変わるものです。
役割を具体的に共有できれば、「言わないと動いてもらえない」といった不満も減らしやすくなります。特に、家事分担について話し合いたいものの、切り出しにくさを感じている場合は、まず家事分担表を作ってみて、現状を共有するところから始めてみましょう。
家事分担を見直しやすくなる
家事分担は、一度決めたものがずっと続くわけではありません。生活スタイルが変わったときなど家事分担の見直しが必要になることもあるでしょう。
例えば、子どもの進学や復職、繁忙期などによって、家事に使える時間は変化します。実際に運用してみると、「この家事は想像以上に負担が大きい」「平日は回らない」と気づくこともあるでしょう。
家事分担表があれば、「どの家事を誰が担当しているのか」を一覧で確認できるため、具体的に調整しやすくなります。「忙しい時期だけ担当を入れ替える」「家事代行や時短家電を取り入れる」など、状況に合わせて柔軟に見直していくことが大切です。
共働き夫婦が家事分担表を作る際のポイント
家事分担表を作る際、単純に家事を半分ずつ分ければよいというものではありません。勤務時間や得意な家事、生活スタイルはそれぞれ異なるため、無理なく続けられる形で分担を決めることが大切です。
ここでは、家族全員が納得しながら家事分担表を作るためのポイントを紹介します。
お互いの得意・不得意な家事を把握する
家事の得意・不得意は人によって異なります。「料理は好きだけど片付けは苦手」「掃除は苦にならないが、洗濯物を畳むのは面倒」など、負担に感じやすい家事もさまざまです。
「なんとなく半分ずつ」で分担を決めると、特定の家事だけ大きなストレスになる場合があります。まずは家事一覧を書き出したうえで、「担当しやすい家事」「負担に感じやすい家事」を家族で共有してみましょう。
また、どちらも苦手な家事がある場合は、交代制にしたり、時短家電や家事代行を取り入れたりする方法もあります。最初から完璧な分担を目指すより、「無理なく続けられるか」を基準に考えることが大切です。
お互いが納得できる分担率にする
家事分担は、必ずしも均等に分ければよいわけではありません。共働き夫婦でも、勤務時間や通勤時間、在宅勤務の有無によって、家事に使える時間は変わるためです。
例えば、帰宅時間が早い人が平日の料理を担当し、休日はもう一方が掃除や買い出しを多めに担当するなど、生活スタイルに合わせて調整する方法があります。
大切なのは、「完全に平等か」よりも、「どちらか一方に負担が偏りすぎていないか」を確認することです。家事だけでなく、育児や仕事、移動時間も含めて全体のバランスを見ることで、お互いが納得しやすい分担につながります。
夫婦間でスケジュールを共有する
家事分担表を作っても、その日の予定によって対応できる家事は変わります。残業や出張、子どもの予定などによって、いつも通りに回らない日もあるでしょう。
そのため、カレンダーアプリやメモアプリなどを活用して、夫婦間でスケジュールを共有しておくことも大切です。「今日は帰宅が遅くなる」「この日は学校行事がある」と事前に共有できていれば、役割分担も調整しやすくなります。
また、予定を共有しておくことで、「忙しい日は別の家事を担当する」「休日にまとめて対応する」といった調整もしやすくなります。担当を固定しすぎず、お互いの状況に合わせて協力できる状態を目指しましょう。
家事分担表の作り方【5ステップ】
ここでは、家事分担表を作る基本的な流れを5つのステップに分けて紹介します。
1.家事をすべて書き出す
まずは日々行っている家事をできるだけ細かく書き出します。
家事というと、「料理」「洗濯」「掃除」だけをイメージしがちですが、実際にはトイレットペーパーの補充やゴミ袋の交換、学校プリントの確認など、細かな「名もなき家事」も多くあります。こうした家事まで書き出しましょう。
家事の種類を確認しながら進めたい場合は、記事後半の「家事分担表に入れたい家事一覧」も参考にしてみてください。
2.家事を「毎日・毎週・不定期」に分ける
家事を書き出したら、次は「毎日」「毎週」「不定期」のように頻度ごとに分けていきます。
例えば、料理や食器洗いは毎日発生しますが、シーツ交換や換気扇掃除は週単位・月単位で行う家庭も多いでしょう。頻度ごとに分けておくことで、「どのタイミングに家事が集中しているのか」が見えやすくなります。
特に、不定期の家事は忘れられやすいため注意が必要です。衣替えや防災用品の点検なども分担表に入れておけば、「気づいた人だけが対応している」といった状態を防げるでしょう。
3.各家事の負担や所要時間を整理する
家事を書き出して頻度を分けたら、それぞれの家事にどれくらい時間や負担がかかるのかも確認していきます。
例えば、ゴミ出しは短時間で終わる一方、夕食づくりは献立を考える時間や後片付けまで含めると、大きな負担になりやすい家事です。このように、家事の種類によって、かかる時間や負担感は大きく変わります。
また、子どもの送迎や学校行事の対応のように、時間が読みにくい家事もあります。単純に家事数だけを見て分担を決めるのではなく、「どの家事が負担になりやすいか」まで共有しておくことが大切です。
4.いつ・誰がやるかを決める
家事の負担感や所要時間を確認できたら「誰が・いつ対応するのか」を決めましょう。
その際、得意・不得意だけでなく、勤務時間や帰宅時間、休日の過ごし方なども踏まえて考えることが大切です。例えば、平日は帰宅が早い人が料理を担当し、休日は別の人が掃除を多めに担当する方法もあります。
また、家事の分担方法には、「担当を固定する」「曜日ごとに交代する」など、さまざまな形があります。最初から完璧なルールを決めようとせず、「無理なく続けられるか」を基準に考えてみましょう。
5.「どこまでやるか」を明確にする
家事分担では、「どこまで対応したら完了なのか」を共有しておくことも重要です。
例えば、「洗濯担当」といっても、「洗うだけ」なのか、「干す・畳む・しまう」まで含むのかによって、負担は大きく変わります。「掃除機をかける」といっても、掃除機にたまったゴミの片付けや、コードレス掃除機の充電まで含めるのかなど、人によって認識が異なる場合があります。
こうした認識のズレを防ぐには、担当だけでなく、作業範囲も具体的に決めておくことが大切です。「どこまでできていれば完了なのか」を共有しておけば、「やったつもり」「まだ終わっていない」といったすれ違いも減らせるでしょう。
家事分担表に入れたい家事一覧
家事分担表を作る際は、日々の家事をできるだけ漏れなく書き出すことが大切です。
料理や洗濯、掃除だけでなく、日用品の補充や学校連絡の確認など、普段は意識しにくい「名もなき家事」も含めて確認してみましょう。
料理・キッチン系の家事
料理・キッチン系の家事は、調理以外にも多くの工程があります。特に、「献立を考える」「食材を管理する」といった準備段階の家事は、見落とされやすい項目です。
料理・キッチン系の家事一覧
- 献立を考える
- 食材を買う
- 料理を作る
- 食器を洗う
- 食器を片付ける
- 作り置き・下味冷凍をする
- キッチンを掃除する
- 冷蔵庫の中を整理する
- 生ゴミ・資源ゴミをまとめる
「料理担当」とだけ決めると負担が偏りやすいため、買い物や後片付けまで含めて分けて考えることが大切です。
洗濯・衣類系の家事
洗濯は、「洗う」以外にも多くの工程があります。どこまでを担当範囲にするのか、あらかじめ決めておくと分担しやすくなります。
洗濯・衣類系の家事一覧
- 洗濯物を分類する
- 洗濯機を回す
- 洗濯物を干す
- 洗濯物を取り込む
- 洗濯物を畳む
- 衣類を収納する
- アイロンをかける
- クリーニングへ出す・受け取る
- 衣替えをする
特に、「畳む」「収納する」は後回しになりやすい工程です。「洗濯担当」を決める際は、どこまで対応するのかも共有しておきましょう。
掃除・片付け系の家事
掃除・片付け系の家事は、場所ごとに分けて書き出すと抜け漏れを防ぎやすくなります。また、「掃除」と「片付け」を別タスクとして考えることも大切です。
掃除・片付け系の家事一覧
- リビングの掃除・片付け
- 寝室の掃除・片付け
- キッチンの掃除・片付け
- トイレ掃除
- お風呂掃除
- 洗面所掃除
- ゴミをまとめる・出す
- 玄関掃除
- ベランダ・バルコニー掃除
- 換気扇を掃除
- 家電のフィルターを掃除する
毎日行う掃除だけでなく、換気扇掃除や窓掃除などの不定期の家事も入れておくと、負担の偏りを防ぎやすくなります。
育児・学校関連の家事
子どもがいる家庭では、育児や学校関連の対応も負担になりやすいため、家事分担表に入れておきましょう。
育児・学校関連の家事一覧
- 学校や保育園・幼稚園のお便りを確認する
- 連絡帳を書く
- 宿題や提出物を確認する
- 習い事の準備・送迎をする
- お弁当を作る
- 子どもの持ち物を準備する
- 学校行事やPTAへ参加する
- 病院へ連れて行く
- 子どものスケジュールを管理する
育児・学校関連の家事は、お便り確認や提出物管理など、目に見えにくい対応が多いのが特徴です。「気づいた人がやる状態」にならないよう分担を決めておきましょう。
その他の「名もなき家事」
「名もなき家事」とは、カテゴリ分けしにくい細かな家事のことです。それぞれは短時間でも、積み重なると負担になりやすいため、分担表に入れておきましょう。
名もなき家事の一覧
- トイレットペーパーを補充する
- 日用品の在庫を確認する
- 洗剤やシャンプーを詰め替える
- 宅配便を受け取る
- 郵便物を確認する
- 脱ぎっぱなしの服を片付ける
- 玄関の靴を揃える
- 調味料を補充する
- 麦茶を作る
- ウォーターサーバーの水を補充する
- カーテンや雨戸を開け閉めする
- 植物の水やり
- 加湿器の水を替える
- 電池や電球を交換する
「これも家事だったのか」と感じる作業があれば、分担表に加えてみてください。細かな家事まで共有できると、「自分ばかりやっている」という不満にも気づきやすくなります。
家事分担表を作る際に便利なツール
家事分担表は、紙・デジタル・アプリなど、さまざまな方法で作成できます。大切なのは、「家族全員が確認しやすいか」「無理なく続けられるか」を基準に選ぶことです。
ここでは、家事分担表を作る際に便利なツールを紹介します。
Excel・Googleスプレッドシート
家事を細かく管理したい場合は、ExcelやGoogleスプレッドシートが便利です。
「家事名」「担当者」「曜日」「頻度」などを自由に設定できるため、各家庭の生活スタイルに合わせた家事分担表を作れます。内容の追加や修正もしやすく、途中でルールを見直したい場合にも向いています。
特に、家族で共有しながら使うなら、スマートフォンから確認・編集できるGoogleスプレッドシートが便利です。色分けやチェック欄を活用すると、「誰がどの家事を担当しているのか」も把握しやすくなります。
ホワイトボードとマグネット
家族全員が一目で確認できる状態にしたい場合は、ホワイトボードを活用する方法もあります。
リビングや冷蔵庫の近くなど、普段よく見る場所に設置しておけば、確認しやすくなります。書き替えが簡単なので、急な予定変更や家事の追加にも対応しやすい点もメリットです。
また、マグネットで担当を色分けしたり、「未完了」「完了」で位置を変えたりすると、小さな子どもでも参加しやすくなります。ゲーム感覚で取り組めるため、家族全員で家事を共有したい家庭にも向いているでしょう。
家事分担・共有アプリ
スマートフォンで手軽に管理したい場合は、家事分担アプリを使う方法もあります。
アプリによって機能は異なりますが、タスクの共有や完了チェック、リマインダー通知などに対応しているものもあります。外出先からでも確認しやすいため、共働き家庭でも使いやすいでしょう。
ただし、機能が多すぎると使わなくなる場合もあります。まずは無料版やシンプルなアプリから試してみて、「家族全員が無理なく続けられるか」を確認することが大切です。
家事分担表をうまく活用するためのコツ
家事分担表は、作っただけでは長続きしません。大切なのは、家族全員が無理なく続けられる形で運用することです。
ここでは、家事分担表をうまく活用するためのコツを紹介します。
見える場所に共有して運用する
家事分担表は、家族全員が確認しやすい場所に置くことが大切です。引き出しにしまったままでは、使われなくなってしまいます。
例えば、リビングや冷蔵庫の横、キッチンなど、普段よく目にする場所に貼っておくと、自然と確認しやすくなります。Googleスプレッドシートやアプリを使う場合も、家族全員がすぐ見られる状態にしておきましょう。
「いつでも確認できる状態」にしておくだけでも、「今日は何を担当する日か」がわかりやすくなり、家事分担が生活に定着しやすくなります。
完璧を目指さない
家事分担表が続かなくなる原因のひとつが、「決めた通りに完璧にやらなければ」と考えすぎることです。
細かくルールを決めすぎると、「予定通りにできなかった」「分担どおりに動けなかった」とストレスを感じやすくなります。
忙しい日や体調が悪い日は、家事を最低限に絞る日があっても問題ありません。大切なのは、100点の分担を目指すことではなく、家族全員が無理なく続けられることです。
「余裕がある方がフォローする」くらいの柔軟さを持っておくと、長く続けやすくなるでしょう。
イレギュラーな家事の対応方法を決めておく
家事分担では、急な残業や子どもの体調不良など、予定通りにいかない日もあるでしょう。
そのため、「忙しい日はどうするか」「どちらも対応できない場合はどうするか」などを事前に決めておくことも大切です。例えば、「帰宅が遅い日は別の人が担当する」「手が回らない日は冷凍食品や宅食を活用する」といったルールを作っておくと、負担が偏りにくくなります。
また、大掃除や衣替えなどの不定期の家事も、あらかじめ担当や時期を決めておくとスムーズです。
定期的に見直しする
家事分担表は、一度作ったら終わりではありません。生活スタイルの変化に合わせて、定期的に見直すことが大切です。
例えば、子どもの進学や復職、繁忙期などによって、家事に使える時間は変わります。実際に運用してみると、「思ったより負担が大きい」「今の生活リズムに合わない」と感じることもあるでしょう。
週末や月末などに少し時間を取り、「今の分担で無理がないか」を家族で確認するだけでも十分です。完璧な分担を固定するより、その時々の状況に合わせて調整していくことを意識しましょう。
できていない部分を責めない
家事分担表を使うときは、「できていない部分」を責めすぎないことも大切です。
家事の優先順位や得意・不得意は人によって異なります。「やったつもりだった」「そこまで含まれていると思っていなかった」と認識がズレることもあるでしょう。
そのため、「なんでやっていないの?」と責めるのではなく、「ここが困っている」「この家事は負担が大きい」と事実ベースで共有することが大切です。うまく回らない家事があれば、担当を入れ替えたり、やり方を見直したりしながら調整していきましょう。
感謝を言葉にして伝える
家事は毎日のことだからこそ、「やって当たり前」と感じやすくなります。しかし、どんな小さな家事にも、誰かの時間や手間がかかっています。
だからこそ、「ありがとう」を言葉にして伝えることが大切です。感謝の言葉は、「ちゃんと見てもらえている」という安心感につながるだけでなく、家事を続けるモチベーションにもなります。
特に、「食器洗いしてくれて助かったよ」「ゴミ出しありがとう」など、具体的な行動とあわせて伝えると、気持ちも伝わります。
家事分担表は、役割を決めるだけのものではありません。お互いの頑張りを認め合い、「家族で協力して暮らしている」と実感するきっかけとして活用してみてください。
家事分担がうまくいかないときの対処法
家事分担表を作っても、「気づくと負担が偏っている」「決めたルールが続かない」と感じることもあります。そのような場合は、今の分担方法だけにこだわらず、「負担を見える化する」「家事そのものを減らす」といった視点で見直してみることも大切です。
ここでは、家事分担がうまくいかないときに試したい対処法を紹介します。
負担感を時間や作業量で共有する
家事分担がうまくいかないと感じたときは、「誰がどの家事をどれくらい担当しているのか」を見える化してみましょう。
家事は、単純な数だけでは負担を比較できません。短時間で終わる家事もあれば、準備や後片付けまで含めると時間がかかる家事もあります。また、「献立を考える」「学校の予定を管理する」といった、目に見えにくい負担が偏っている場合もあるでしょう。
1週間だけでも、「どんな家事に」「どれくらい時間を使っているか」を書き出して共有すると、お互いの負担を把握しやすくなります。感覚だけで話し合うよりも、「どこを調整するべきか」が見えやすくなるはずです。
家事そのものを減らす方法も検討する
「家事をどう分担するか」だけでなく、「家事そのものを減らせないか」という視点を持つことも大切です。
例えば、ミールキットやお惣菜を活用すれば、料理の負担を減らせます。ネットスーパーを使えば買い物の回数を減らせますし、食洗機やロボット掃除機、洗濯乾燥機などを取り入れることで、日々の家事時間を短縮できる場合もあります。
すべてを手作業でこなそうとすると、家事の負担は大きくなりやすいものです。「やらない家事」を決めることも、無理なく家事分担を続けるための工夫といえるでしょう。
家事代行に依頼する
家事分担を見直しても負担感が大きい場合は、家事代行サービスを活用する方法もあります。
家事代行は「毎週依頼しなければならない」というわけではありません。「今週は忙しかったから週末に水回りの掃除だけお願いしたい」「来週は料理をする時間がないから、作り置きをお願いしたい」など、必要な部分だけ依頼することも可能です。
家事代行サービスを選ぶ際は、掃除・料理・買い物など、依頼したい内容に対応しているかを確認しておきましょう。また、口コミやレビュー、料金体系のわかりやすさなどもチェックしておくと安心です。
あわせて読みたい:育休中の家事分担はどう決める?揉めないためのコツ、負担を減らす方法
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家事の負担を減らしたいなら「タスカジ」へ

タスカジは、掃除・料理・整理収納などの日常的な家事を依頼できる家事代行サービスです。必要な家事だけ依頼できるため、家事の負担を減らしながら、家族で過ごす時間も確保しやすくなります。
1時間あたり1,500円(税込)から利用できる
タスカジは、1時間あたり1,500円(税込)から、1回3時間固定で利用できます。入会金や登録料はかかりません。
タスカジは、タスカジさん(ハウスキーパー)と利用者が直接契約する仕組みを採用しています。そのため、家事代行サービスのなかでも比較的利用しやすい料金設定となっています。
掃除・料理・整理収納などを依頼できる
タスカジでは、掃除・料理・作り置き・整理収納・買い物代行など、日常的な家事を幅広く依頼できます。
時間内であれば「水回りの掃除だけお願いしたい」「忙しい週だけ作り置きを頼みたい」など、必要な家事だけ依頼できる点も特徴です。
また、家事分担表を作ってみると、「時間がかかる家事」「家族全員が苦手な家事」が見えてくることがあります。そのような家事を外部に任せることで、日々の家事負担を調整しやすくなるでしょう。
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レビューを見ながら依頼したい人を選べる
タスカジでは、レビューやプロフィールを確認しながら依頼したい人を選べます。
得意な家事や対応可能な作業内容、過去の利用者のレビューなどを事前に確認できるため、「料理が得意な人にお願いしたい」「整理収納が得意な人を探したい」といった希望に合わせて選べる点が特徴です。
また、タスカジさんのなかには、整理収納アドバイザーや栄養士などの資格を持つ人や、飲食店での勤務経験がある人など、家事に関するスキルや経験を持つ人もいます。家事をお願いするだけでなく、効率的な進め方や収納方法などのアドバイスをもらえる場合もあるでしょう。
相性のよいタスカジさんを見つけたら、継続して依頼することも可能です。同じスタッフに依頼することで、家のルールや好みを毎回説明する手間も減らせます。
家事代行の依頼をネットで完結できる
タスカジは、依頼する人探しから予約、事前のやり取りまで、インターネット上で完結します。
会員登録後、最寄り駅や依頼内容から「タスカジさん(ハウスキーパー)」を探し、レビューやプロフィールを見ながら依頼したい人を選ぶ流れです。
契約成立後はチャットでやり取りできるため、「どこまで掃除してほしいか」「作り置きは何品お願いしたいか」なども事前に相談できます。電話で日程調整する必要がないので、忙しい家庭でも利用しやすいでしょう。
まずは、「水回りの掃除だけ」「作り置きだけ」など、気になる家事からスポット利用で試してみるのもおすすめです。
タスカジさんが答える!よくある質問
家事分担表は夫婦で話し合う前に作ったほうがいいですか?
話し合いの前に、まず自分だけで家事を書き出してみるのがおすすめです。
事前に家事の全体像を見える化しておくと、「何がどれくらい負担になっているのか」を共有しやすくなります。特に、ゴミ袋の交換や学校プリントの確認など、「名もなき家事」まで書き出してみると、普段は気づきにくい負担も見えやすくなるでしょう。
ただし、最初から完成版を作る必要はありません。「たたき台」として共有し、夫婦で話し合いながら調整していくことが大切です。
家事分担表は紙とアプリのどちらが使いやすいですか?
紙とアプリのどちらが使いやすいかは、家庭によって異なります。紙やホワイトボードは、家族全員が一目で確認しやすい点が特徴です。冷蔵庫やリビングに貼っておけば、子どもも含めて共有しやすいでしょう。
一方、アプリはスマホから確認・更新できるため、外出先でも使いやすく、通知機能を活用できる点が便利です。
「まずは紙で始めて、慣れてきたらアプリへ移行する」という方法もおすすめです。
子どもは何歳から家事分担に参加できますか?
「何歳から」という明確な決まりはなく、子どもの興味や性格によって異なります。
子どもが「やってみたい」と興味を持ち始めたら、おもちゃの片付けや靴をそろえるなど、簡単なお手伝いから始めてみるとよいでしょう。慣れてきたら、テーブル拭きや洗濯物たたみなど、少しずつ担当を増やしていく方法がおすすめです。
大切なのは、完璧にやってもらうことではなく、「家族みんなで協力する」という意識を持ってもらうことです。分担表に子どもの担当を書いておくと、「自分の役割」がわかりやすくなり、お手伝いの習慣化にもつながります。
家事分担表を作っても続かない場合はどうするべきですか?
家事分担表が続かない場合は、「ルールが細かすぎないか」を見直してみましょう。最初から完璧な分担を目指すと、管理そのものが負担になりやすくなります。まずは、負担が偏りやすい家事だけ共有するなど、小さく始める方法がおすすめです。
また、使うツールが合っていない可能性もあります。手書きでは続かなかったけれど、スマホで確認できるアプリなら続けやすかった、というケースもあります。反対に、アプリよりホワイトボードのほうが家族全員で共有しやすい家庭もあるでしょう。
生活スタイルに合わせて、分担方法やツールを少しずつ調整していくことが大切です。
株式会社タスカジの代表取締役。国内大手ITベンダーに入社。その後MBA(経営学修士)を取得。2013年に共働きの家庭における新しいライフスタイルを実現するため、起業。2014年に家事代行マッチングサービス「タスカジ」を開始し、2017年に日経BP社 日経DUAL「家事代行サービス企業ランキング」1位、「日経ウーマン・オブ・ザ・イヤー2018働き方改革サポート賞」を獲得。
多くの人が自分らしく生きる時間を増やせる社会を実現するため、一般家庭でも気軽に質の高い家事代行を利用できる仕組みを作るという想いで「タスカジ」を立ち上げた。
