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育児休業中に家事分担が必要な理由とは?分担の進め方から具体的な方法を解説

夫婦のどちらかが育児休業を取得すると、子どもと過ごす時間をより確保しやすくなりますが、その際に家事は分担しなくても良いのでしょうか?出産前に分担していた家事をどちらか一方が引き受けることにすると、育休明けにかえって家族全体の負担が増えてしまいます。本記事では、育児休業中に家事分担が必要な理由について解説し、家事分担をスムーズに進めるポイントと家事分担を軽減する方法をご紹介します。

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子どもの出生後に家事分担量を見直す人は多い

30代男性会社員を対象とした調査で、「子どもの出生後における家事分担の変化」についてたずねたところ、約7割の男性が「出生を機に自分の家事負担を増やした」と回答しました。夫婦2人の生活に子どもが加わるのは、生活に大きな変化を与えます。女性に偏りがちだった家事分担に、危機感を覚えた男性もいるかもしれません。今までの家事の分担量を見直し、女性の負担を減らそうという意識が、これまで以上に高まっているといえます。

参照元:子育て世代男性会社員の家事・育児分担に関する意識調査|アデコ株式会社

育児・介護休業法改正などの社会的な要因も

男性の育児休業取得率は、2020年度には12.65%で初めての2桁台となり、過去最高を記録しました。2019年度が7.48%でしたから、5.17ポイント増えたことになります。急増の背景には、働き方改革の進行やコロナ禍を経験しての意識の変化などがあげられます。

また、育児・介護休業法改正にともない、男性の育児休業取得促進が掲げられており、2022年10月1日に新たに創設される予定の産後パパ育休(出生時育児休業)により、さらなる男性の育休が加速することが期待されています。法制度や企業の仕組みが整ってくると、男性が家事や育児に関わりやすい環境が整い、家事分担への意識もますます高まっていくでしょう。

参照元:令和2年度雇用均等基本調査|厚生労働省

育休中であっても家事分担が必要な理由

育休中にパートナーが家にいるのであれば、家事を分担する必要がないのではないかと考えてしまうかもしれませんが、決してそうではありません。ここでは、育休中であっても家事分担が必要な理由について解説します。

その理由は、主に3つあります。

  1. 家事・育児を産後の女性が1人で担うのは大変
  2. 育休明けに向けて家事分担の生活に慣れるため
  3. 子どもとの時間を夫婦で作りやすくなる

1.家事・育児を産後の女性が1人で担うのは大変

出産後の女性は、慣れない育児で生活リズムが大きく変わり、体調も回復していないため、疲れやすく体調を崩しやすい状態です。育児中心の生活は、育休前の生活に比べ、精神的にも肉体的にも負担が大きくなっています。いくら働いていないからといって、このような状態で家事・育児を女性1人で担うのは困難がともないます。そのため、育休中であっても家事分担が必要になるのです。

2.育休明けに向けて家事分担の生活に慣れるため

育休中は、今まで夫婦だけだった生活に育児が加わるわけですから、出産前の家事分担とは在り方が当然ながら変化します。具体的には、おむつやミルクなどの買い物や洗濯などの量が増加したり、より衛生面に気を配った掃除が必要になったりと、単純に家事の量が増えることが多いです。育休が明けて職場復帰すると、保育園の送迎や急病時の対応も夫婦で行う必要があります。育休明けの生活に慣れるためにも、育休中からの家事分担が必要なのです。

3.子どもとの時間を夫婦で作りやすくなる

育休中に家事分担をしておくと、生活に時間の余裕が生まれます。その時間を、子どもとのコミュニケーションに充てやすくなるのです。育休明けまでの間に、赤ちゃんは首が座り、ハイハイをするようになるなど、さまざまな成長を遂げます。子どもとの貴重な時間を作りやすくするためにも、この時期の家事分担は必要といえます。

育休中の家事分担をスムーズに進めるためのポイント

育休中の家事分担をスムーズにするためには、どのような点に気をつけたら良いのでしょうか。実際に、家事分担をおこなっている人の意見を参考にしてみましょう。

タスカジが自社サービスのユーザーを対象に「家庭内(ジェンダー間)の家事ギャップと家事代行利用の実態調査」を実施しました。

株式会社タスカジ|「家庭内(ジェンダー間)の家事ギャップと家事代行利用の実態調査」

この調査結果から、家事分担をスムーズに進めるためには、以下の4つのポイントが重要であると読み取ることができます。

  1. 家事分担について夫婦で話し合う
  2. 家事だけでなく名もなき家事もリストアップする
  3. 得意な家事を活かす
  4. 相手のやり方を見守る

ここでは、育休中の家事分担をスムーズにするためのポイントについて解説します。

1.家事分担について夫婦で話し合う

調査結果から、最も重要だと考えられているのは「夫婦間のコミュニケーションや信頼関係」であることが明らかになりました。

以下の表は、夫婦間の家事比率に対する満足度を示したものです。「どちらの割合も満足している」のは、男性の方が女性よりも多く、「どちらの割合も満足していない」と感じているのは女性に多いという結果になっています。男性と女性で、家事分担に対する考え方にギャップがあるといえるでしょう。

たとえ夫婦であっても、価値観の違いがあるのは当然といえます。育休中の家事分担についても、お互いの考えをしっかりすり合わせることが必要です。女性に育児が加わる分、男性の比率をどの程度高くするのかなど、納得のいく比率配分にしましょう。

株式会社タスカジ|「家庭内(ジェンダー間)の家事ギャップと家事代行利用の実態調査」

2.家事だけでなく名もなき家事もリストアップする

家事を分担する前に、やるべき家事をリストアップします。スムーズに家事を分担するためには、「名もなき家事」まで書き出すのがおすすめです。食器洗いを例に挙げると、洗って終わりではなく、食器を拭いて、棚に収納するところまで担当しなければなりません。生ゴミが出れば水を切って捨て、シンクもこまめに掃除して清潔に保つ必要があります。食器洗い洗剤が少なくなれば、補充も必要になるでしょう。

普段から家事をこなしていれば気づくことも、言わなければ分からないという認識の違いがあるのです。そのため、1つの家事にどのような作業があるのか、できるだけ細かくリストアップすることが大切です。

3.得意な家事を活かす

得意な家事を担当すると、分担がスムーズになります。得意な家事であれば、不満を抱くこともないでしょう。多くの場合、男性は家事経験が少なく、全くできないというケースも珍しくありません。得意な家事がなくても、力仕事やできそうな家事を自分で選んでもらうと良いでしょう。

どうしても苦手な家事がある場合は、それが大きなストレスになる可能性があります。特に産後の女性にとっては、ストレスから体調にも影響が出るかもしれません。苦手な家事はやらないという選択もありますが、やり方を工夫すれば男性にもできる可能性はあります。できるだけ簡単に効率よくできる方法を検討しましょう。

4.相手のやり方を見守る

家事の分担をスムーズに進めるためには、相手の家事のやり方を見守る姿勢が大切です。食器の洗い方や洗濯物の畳み方に不満をもつこともあるでしょう。あれこれ口を挟むと、投げ出してしまうかもしれません。仕事で疲れているうえに、家事のことで責められるとモチベーションが下がってしまいます。どうすればよいか聞かれたら、一緒によいやり方を考え、家事が終わるまで温かく見守りましょう。

育休中の家事分担を軽減する方法

家事を分担しても、料理や掃除、洗濯などの家事に時間がかかり、ゆっくり過ごしたいという思いもあるでしょう。夫婦で一緒に家事をこなせば良いのかもしれませんが、小さな子どもがいる家庭では家事を軽減させることが大切です。

ここでは、家事を軽減させる5つの方法をご紹介します。

  1. 買い物を軽減:ネットスーパーを利用
  2. 毎日の料理を軽減:作り置きをする
  3. 掃除を軽減:物を減らして掃除しやすくする
  4. 家事時間の軽減:家電を活用する
  5. 家事全般を軽減:家事代行サービスを利用

1.買い物を軽減:ネットスーパーを利用

買い物は意外と負担になりがちです。食品のほかにも生活用品もまとめ買いすると、荷物が多くなります。とくに小さい子どもがいると負担になっていることが多いでしょう。また、会社帰りの疲れた状態でスーパーに立ち寄るのも大変なことです。

このような買い物の負担を軽減するには、ネットスーパーの利用がおすすめです。スマホからいつでも注文でき、自宅まで配達してくれます。一定金額以上購入すると送料が無料になり、当日配達に対応しているケースもあるため、上手に利用すると便利なサービスです。

2.毎日の料理を軽減:作り置きをする

育児疲れから、料理を作りたくないと思う日もあるのではないでしょうか。献立を考えて料理をすることは時間もかかりますし、なにより面倒です。ただ、小さな子どもには、なるべく手作りの料理を食べさせたいと考える方も少なくありません。

そういった場合は、まとめて1週間分の作り置きをしておくことがおすすめです。副菜や煮込み料理など、品数をそろえて作り置きしておけば、食事のバリエーションが豊富になります。栄養バランスの良い食事をとることができるでしょう。

3.掃除を軽減:物を減らして掃除しやすくする

部屋をきれいに保つためにも、毎日の掃除は欠かせません。ただ、育児中は念入りに掃除する時間もなく、なかなか部屋が片付かないことも多いです。部屋が整然としていれば掃除がしやすく、掃除の負担を減らすことができます。

できるだけ部屋に物は置かず、不要な物は思い切って捨ててしまいましょう。同時に必要な物はしっかり収納し、散らばらないようにしておくと掃除がしやすくなります。

4.家事時間の軽減:家電を活用する

1日の家事時間を大きく軽減するためにおすすめな方法が、食器洗い乾燥機といった家電の活用です。

家事時間の削減に役立つ家電は、次のようなものがあります。

<調理編>

  • ブレンダー・フードプロセッサー
  • 電気調理鍋・電気圧力鍋

<掃除編>

  • ロボット掃除機
  • 電動モップ

<生活編>

  • 食器洗い乾燥機
  • 乾燥機付き洗濯機・ドラム式洗濯機

5.家事全般を軽減:家事代行サービスを利用

子ども中心の生活になるため、掃除ができる日もあれば、料理を簡単に済ませてしまう日もあるでしょう。ホッと一息つく時間もないかもしれません。そのようなときは、家事代行サービスを利用するのも1つの方法です。

コストはかかりますが、苦手な家事をお任せしたり、掃除・料理(作り置き)など家事全般をお願いできるため、家事全般を軽減できるのです。家事代行は、サービス会社によって内容は異なるため、家庭の状況に合わせた利用を検討してみましょう。

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最後に

育休は、スムーズに職場復帰をするための準備期間です。だからこそ、男性も女性に家事を任せきりにせず、できる限り分担して、仕事・家事・育児の生活に慣れていく必要があります。ただ、育休中の家事分担は、育児が加わる分、質も量も変わるため、負担は大きくなるでしょう。夫婦揃って疲れ果てる前に、家事代行サービスの利用をおすすめします。その際には、家計にも優しいタスカジを検討してみてはいかがでしょうか。

監修者 at 株式会社タスカジ | Website | + posts

株式会社タスカジの代表取締役。国内大手ITベンダーに入社。その後MBA(経営学修士)を取得。2013年に共働きの家庭における新しいライフスタイルを実現するため、起業。2014年に家事代行マッチングサービス「タスカジ」を開始し、2017年に日経BP社 日経DUAL「家事代行サービス企業ランキング」1位、「日経ウーマン・オブ・ザ・イヤー2018働き方改革サポート賞」を獲得。
多くの人が自分らしく生きる時間を増やせる社会を実現するため、一般家庭でも気軽に質の高い家事代行を利用できる仕組みを作るという想いで「タスカジ」を立ち上げた。

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