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整理収納の効果とは|片づけのポイントやきれいな状態をキープする方法

整理収納が上手くできていないと、毎日片付づけても部屋が散らかりがちです。整理収納の目的と効果を理解できれば、なぜ上手くできないのかが分かるでしょう。そのことが、整理収納の効果を生み出すことにつながります。本記事では、整理収納の効果や片付けのポイント、きれいな状態をキープする方法も合わせて解説します。

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整理収納の効果を得るには片付けの目的を考えることが大切

整理収納が上手くいかないのは、散らかっている物をとりあえず片付けて、その場しのぎになっているからかもしれません。整理収納には、どのような目的があるのでしょうか。

究極の目的は、暮らしやすい家を作ることです。整理収納を成功させるためには、自分にとっての暮らしやすさとは何か、具体的に考えることが大切になります。例えば、「スペースを作ってソファーを置きたい」「片付けにかかる時間を減らしたい」といったことが挙げられるでしょう。この目的を達成するための手段が整理収納です。

整理収納をすることで得られる効果

整理収納の効果を得るためには、自分にとっての具体的な目的を考えることが大切であることをご紹介しました。整理収納をする目的は、整理収納をすることで得られる効果によって分類することができます。ここでは、その効果について解説します。

整理収納をすることで得られる効果は、以下の5つです。

  1. 空間的効果
  2. 時間的効果
  3. 精神的効果
  4. 経済的効果
  5. 家事楽効果

1.空間的効果

空間的効果とは、整理収納することで生まれる「スペースのゆとり」のことです。例えば、床に散らかっている物を整理収納し、そのスペースにソファーなどの家具を置くということです。また、テーブルやキッチンカウンター、クローゼットなどあらゆる場所にもスペースのゆとりができるでしょう。

2.時間的効果

時間的効果とは、整理収納することで生まれる「時間のゆとり」のことです。使いたい物がすぐ取り出せて、探し物をする時間を減らせることが挙げられます。さらに、スペースにゆとりがありますから、物を片付けたり移動させたりする必要がありません。そのため、掃除がはかどり、掃除時間も短縮できるという効果も得られます。

3.精神的効果

精神的効果とは、整理収納することで生まれる「心のゆとり」のことです。部屋が散らかっていることに、ストレスを感じる人は少なくありません。散らかった部屋でリラックスできないということも、探し物が見つからずイライラすることもなくなるでしょう。きれいな状態が続けば居心地が良くなり、目には見えない様々な精神的効果が生まれるのです。

4.経済的効果

経済的効果とは、整理収納することで可能になる「家計の節約効果」のことです。家計の節約になるのは、既にある物をいくつも買ってしまう重複買い、賞味期限切れの食品の廃棄を防げることなどが挙げられます。整理収納で物の管理ができれば、無駄な出費をを防ぎ、その分のお金を有効に使うことができるのです。

5.家事楽効果

ここまで紹介してきた効果がいくつか揃うことによる相乗効果で、家事が楽になるという効果が生まれます。家事をしやすい動線上に収納があると、無駄な動きを省くことができ、家事の作業効率が上がるため、楽に家事ができるようになるのです。また、どこに何があるのかを家族も把握できれば、手伝いやすくなり、家事が楽になるということもあるでしょう。

効果的に整理収納をするポイント

整理収納には、効率的に行うためにいくつかのポイントがあります。片付けたはずなのに、いつの間にか戻ってしまうのは、見直しのサインかもしれません。各ポイントを確認してみてください。

ここで紹介する整理収納のポイントは、大きく分けて5つあります。

  1. 物の定位置を決める
  2. 使用頻度に着目して収納場所を決める
  3. 収納アイテムを利用する
  4. 細かく収納しすぎない
  5. 一時的な置き場を決める

1.物の定位置を決める

まず、物の定位置を決めます。物が出しっ放しになったり、とりあえず邪魔にならない場所に移動させたりしてしまうのは、物の定位置がないのが原因になっていることが多いです。

定位置は、使った後の片付けやすさを重視して決めましょう。誰もが分かりやすく、サッと取り出せてパッと戻せるようにすることが大切です。

定位置を決める際には、以下の3点を参考にしてみてください。

  • 使う場所の近くを定位置にする
  • 用途が同じ物をひとまとめにする
  • 手が届きやすい高さを考慮する

2.使用頻度に合わせて収納場所を決める

使用頻度に着目し、頻度の高い物ほど使いやすい場所に収納しましょう。使う場所の近くに、用途が同じものをひとまとめにするのは、物の定位置を決める際の鉄則ですが、場合によっては柔軟に収納場所を決めることも必要になります。

引き出しに収納する場合はよく使う物を手前、棚の場合は目線の高さから腰くらいの高さが、それぞれ使いやすいゾーンです。使用頻度の高い物は、「どこにあったら一番使いやすいのか」という視点で収納しましょう。

3.収納アイテムを利用する

収納アイテムを使うと、収納量が増え、片付けが楽になります。収納する物のサイズを計測し、サイズに合った収納アイテムを利用しましょう。置き場所の幅や奥行きも計測し、収納アイテムを上手に活用できるようにすることが大切です。

もし、デッドスペースができるようであれば、突っ張り棒やワイヤーネットを組み合わせてみましょう。空間の有効利用にも、収納アイテムが役立ちます。

4.細かく収納しすぎない

せっかく整理収納するからといって、厳密に細かく収納するのはおすすめできません。片付けが複雑になるだけでなく、気の遠くなるような収納作業に挫折する可能性があるためです。探しやすさや出し入れのしやすさを考えると、できる限りシンプルな収納を目指すことが、ストレスがなく得策といえます。

5.一時的な置き場を作る

定位置が決まっている物もあれば、収納せず出しておきたい物もあるでしょう。家族宛の郵便物、毎日身につける腕時計やメガネなどは、あちこちに置いたままになっていると雑然としがちです。カゴやトレイを用いて、そういった物の一時的な置き場を作りましょう。

他にも、子どもがリビングで勉強する家庭では、勉強道具一式を収納ボックスに入れておき、子ども部屋へ持って行ってもらうようにするのも1つのアイデアです。

整理収納は順番が重要!基本のステップを紹介

整理収納には、順番があります。この順番を間違えると、いくら毎日片付けをしてもすぐ散らかってしまう原因になってしまうため、順番は非常に重要です。ここでは、整理収納の基本ステップを解説します。

基本のステップは、以下の3つです。

Step1:片付けをする場所からすべての物を出す

Step2:物を必要・不要・保留に分ける

Step3:使いやすさを重視して収納する

Step1.片付けをする場所からすべての物を出す

まずは、片付けをする場所からすべての物を出しましょう。意外とたくさんのものが入っていることにびっくりするかもしれません。種類の全く違うものがごちゃまぜに一つのところに入っていたり、同じものがあちこちに入っていたりするようでしたら、同じものを全てまとめて出してみるのがよいでしょう。

Step2.物を必要・不要・保留に分ける

次のステップでは、必要な物と不要な物に分けます。分けていると、必要かどうか分からない物、何のためにあるのか特定できない物も出てくることがあるでしょう。必要な物と不必要な物を分ける「基準」をもつことが重要です。今すぐ使うかどうかで分けるのがコツですが、基準は家族間でよく話し合って決めましょう。処分に迷う物は、いったん保留として箱に入れておきます。

Step3.使いやすさを重視して収納する

このステップでは、不要なものと保留の物を除いて、いよいよ収納していきます。物が減った分、余裕を持って収納できるでしょう。ただ、余裕があるからとあれこれ収納すると、ぎゅうぎゅう詰めになってしまいます。余裕がある方が、取り出しやすいです。

また、収納アイテムを上手に使いたいものですが、できるだけ手持ちの物を活用し、足りないようであれば買うようにします。使わない収納アイテムを増やさないようにしましょう。

整理収納をした状態をキープする方法

すっきり整った部屋をきれいなままキープするには、散らかさないための工夫が必要です。

整理収納をした状態をキープする方法は、主に3つあります。

  1. 使ったものは必ず元の場所へ戻す
  2. 物を増やさない
  3. 家事代行を利用する

1.使った物は必ず元の場所へ戻す

1つ目の方法は、使った物は必ず元の場所へ戻すことです。せっかく整えても、散らかってしまえば、片付ける気力がそがれてしまいます。元の状態に戻すことは、部屋をきれいなままキープするために重要です。家族全員で片付けのルールとして設定するなど、散らからないよう心がけましょう。

2.物を増やさない

2つ目の方法は、物を増やさないことです。1つ増えれば1つ減らすくらいの意識をもつことが、物を増やそうとする気持ちをセーブできるかもしれません。物が増えると収納しづらくなり、出しっ放しになる可能性もあります。物を購入する際には、本当に必要な物かどうか、どこに収納できるのかなど、冷静に考えてみましょう。

3.家事代行を利用する

3つ目は、家事代行を利用することです。整理収納の効果やポイントは分かったけれど、1人では作業が難しいという方もいらっしゃるでしょう。必要な物と不要な物の分け方、定位置の決め方など、整理収納に関するアドバイスをもらうこともできるかもしれません。整理収納が行き届くと、そのままきれいな部屋をキープしやすくなるのでおすすめです。

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最後に

本記事では、整理収納の効果や片付けのポイント、きれいな状態をキープする方法を解説しました。整理収納を1日で済ませようとすると、時間もかかり、疲れ果ててしまいます。始めのうちは、キッチンやリビングの引き出し1段分から少しずつ取り組みましょう。それでも、「どこからどう手をつければいいのか分からない」と思う方は、気軽に家事代行の利用を検討してみてください。タスカジさんのやり方やアドバイスがあれば、少しずつ自分でもできるようになるでしょう。

監修者 at 株式会社タスカジ | Website | + posts

株式会社タスカジの代表取締役。国内大手ITベンダーに入社。その後MBA(経営学修士)を取得。2013年に共働きの家庭における新しいライフスタイルを実現するため、起業。2014年に家事代行マッチングサービス「タスカジ」を開始し、2017年に日経BP社 日経DUAL「家事代行サービス企業ランキング」1位、「日経ウーマン・オブ・ザ・イヤー2018働き方改革サポート賞」を獲得。
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