毎日の家事に追われて、気づけば心も体もヘトヘトになっていませんか。
やってもやっても終わらない家事や、家事の負担が一人に偏ること、感謝されない虚しさなどから、ストレスを感じている方も多いでしょう。こうしたストレスが積み重なると、イライラや体調不良につながることもあるため、早めに対処することが大切です。
この記事では、家事がストレスになるおもな原因や、家事への負担を減らす工夫、家事分担のポイントなども紹介します。自分に合った方法を見つけて、家事の負担を少しずつ軽くしていきましょう。
- 家事がストレスになるおもな原因には、終わりがないことや負担の偏り、感謝されにくさなどがある
- 家事のストレスがたまると、イライラや気力の低下、体調不良、睡眠の乱れが現れることがある
- 家事のストレスを減らすには、完璧を目指さず、家事分担や時短家電、家事代行サービスなどを活用することが大切
家事がストレスになるおもな原因
「家事がつらい」「毎日の家事が億劫でたまらない」と感じていませんか。
家事のストレスは、単なる気持ちの問題ではなく、家事そのものが抱える特徴や家庭環境によって生じることがあります。まずは、自分がどのケースに当てはまるのかを確認してみましょう。
考えられる原因は、次の5つです。
家事は終わりがなく達成感を得にくい
掃除をしてもすぐに汚れ、料理を作っても翌日にはまた必要になるように、家事には明確な終わりがありません。1つの家事を終えても次の家事が待っているため、「やり切った」という達成感を得にくいものです。
特に、小さい子どもがいる家庭では、片付けてもすぐにおもちゃが散らかったり、食べこぼしを掃除したりすることも多く、「終わった」と感じにくいでしょう。
このように、終わりが見えない家事を毎日繰り返すことが、ストレスの原因のひとつになります。
家事や育児、仕事との両立が難しい
家事と仕事を両立している方や、家事と育児を両立している方は、自分のための時間を確保することが簡単ではありません。仕事や育児が終わっても、食事の準備や片付け、洗濯など、次々とやるべきことが続くため、心身の疲れが蓄積しやすくなります。
「時間の使い方が悪いから」と自分を責める必要はありません。家事と仕事、あるいは家事と育児を両立すること自体が、大きな負担になりやすいのです。
家事の負担が自分ばかりに偏っている
家族と暮らしていても、家事のほとんどを一人で担っている場合、大きなストレスにつながります。
特に、「なぜ自分だけがやらなければならないのか」という不公平感は、疲労だけでなく、怒りや孤独感を生みやすくなります。
目に見えにくい家事も含めて負担が偏っていると感じる場合は、家族と家事の分担について話し合うことも大切です。
家族に感謝されず報われないと感じる
毎日家事を頑張っていても、家族から感謝の言葉がないと、「誰のためにやっているのだろう」と虚しさを感じることがあります。家事は「やって当たり前」と思われやすく、努力や工夫が見過ごされがちです。
感謝やねぎらいの言葉が少ない環境では、家事へのモチベーションを維持しにくくなり、ストレスが蓄積しやすくなるでしょう。
家事に時間を取られて自分の時間がない
趣味を楽しんだり、ゆっくり休んだりする時間は、心の健康を保つために欠かせません。しかし、家事に追われる毎日が続くと、自分の時間を確保しにくくなります。
「少し休みたい」と思っても、洗い物や洗濯物が気になって気持ちが休まらないこともあるでしょう。自分のための時間が持てない状態が続くと、心身の疲れが回復しにくくなる可能性があります。
家事のストレスがたまっているサイン
家事のストレスが積み重なると、心や体にさまざまな変化が現れることがあります。
主なサインは、次の4つです。
当てはまるものがある場合は、無理を続けず、早めに負担を減らす工夫を取り入れることが大切です。
家にいるとイライラしてしまう
本来、家は心身を休める場所です。しかし、家事のストレスが蓄積すると、家にいるだけで「やらなければならないこと」が次々と目に入り、気持ちが休まらなくなることがあります。
その結果、些細なことで家族にイライラしたり、怒りっぽくなったりすることもあるでしょう。
家でくつろげない状態が続いている場合は、ストレスが蓄積しているサインかもしれません。
家事を始める気力が湧かない
以前はできていた家事に手がつかなくなったり、「やらなければ」と思っても体が動かなかったりする場合は、心身の疲れが蓄積している可能性があります。
家事のことを考えるだけで気が重くなる状態が続いている場合は、休息が必要なサインかもしれません。
休日も家事のことを考えて休まらない
休日になっても、「作り置きをしなければ」「掃除をしなければ」と家事のことが頭から離れず、心から休めないことはありませんか。
体を休めていても、常に家事のことを考えている状態では、十分な休息を取ることが難しくなります。休んでも疲れが取れないと感じる場合は、心身の疲れがたまっている可能性があります。
体調不良や睡眠の乱れが続いている
ストレスが強くなると、頭痛や腹痛、腰痛などの症状が現れることがあります。
また、寝つきが悪い、夜中や明け方に目が覚める、十分に眠っても疲れが取れないといった睡眠の乱れが続くこともあります。
こうした症状が長く続く場合は、無理をせず、必要に応じて医療機関への相談も検討しましょう。
家事のストレスを減らすために見直したい考え方
家事のストレスを減らすためには、やり方を変えるだけでなく、家事に対する考え方を見直すことも大切です。
主なポイントは、次の4つです。
家事は完璧を目指さなくていい
「家事はきちんとやらなければならない」と考えすぎると、自分を追い詰めてしまうことがあります。
床がいつもきれいでなくても、毎食手料理でなくても問題ありません。「最低限の清潔さと安全が保てていれば十分」と考えることで、家事へのハードルを下げやすくなります。
完璧を目指すよりも、「今日はここまでできればOK」と合格ラインを決めることが、ストレスを減らすポイントです。
やらなくても困らない家事は手放す
「毎日やるべき」「こまめに掃除しなければならない」と思っている家事のなかには、頻度を減らしても困らないものがあります。
例えば、毎日すべての部屋に掃除機をかけている場合は、「リビングは毎日」「寝室は2〜3日に1回」「あまり使わない部屋は週末だけ」というように、場所ごとに頻度を見直すのもひとつの方法です。洗濯物をたたまずに収納したり、アイロンがけを減らしたりすることも、家事の負担軽減につながります。
家族の健康や生活に大きな影響がない家事は、思い切って手放すことも検討してみましょう。
家族で家事負担を分担する
家事は、一人で抱え込むものではありません。「自分がやらなければ」と頑張り続けると、負担が大きくなってしまいます。まずは、どのような家事があるのかを書き出し、家族と共有してみましょう。
話し合う際は、「いつも私ばかり」と感情的に伝えるのではなく、「夕食の準備を担当してほしい」など、具体的にお願いすることが大切です。
できたことに目を向ける
家事のストレスが大きいと、「できなかったこと」ばかりが気になりがちです。しかし、「洗い物を片付けられた」「洗濯物を干せた」など、小さなことでもできた自分を認めることが大切です。
完璧にこなせなかった日でも、1つでもできたことがあれば十分です。小さな達成感を積み重ねることで、自己肯定感が高まり、家事への負担感も軽くなっていくでしょう。
家事ストレスを減らすための工夫・コツ

考え方を見直すことに加えて、日々の家事のやり方を工夫することも、ストレスを減らすために効果的です。
家事の負担を軽くするための主なコツは、次の5つです。
自分の生活スタイルに合うものから、無理のない範囲で試してみましょう。
家事をリスト化して負担を見える化する
「いつも何かやらなければならない気がする」と感じる場合は、家事をリスト化するのがおすすめです。
食事の準備や洗濯だけでなく、献立を考える、日用品を補充するといった細かな家事も書き出してみましょう。やるべきことが明確になることで頭の中が整理され、家族との分担もしやすくなります。
家事そのものを減らす仕組みをつくる
家事のストレスを減らすためには、「頑張ってこなす」よりも「家事そのものを減らす」という発想が大切です。
例えば、ロボット掃除機や食器洗い乾燥機を活用したり、物を減らして片付けや掃除の手間を減らしたりすることで、日々の負担を軽くできます。「毎日やるべき」と思い込んでいる家事の頻度を見直してみるのもよいでしょう。
優先順位を決めて重要な家事から取り組む
すべての家事を同じ重要度で考えると、何から手をつければよいかわからなくなってしまいます。
まずは、「今日やらないと困ること」を1〜2つだけ決めて取り組みましょう。食事の準備や翌日の持ち物の確認など、生活に直結する家事を優先することで、負担を感じにくくなります。
平日は「ながら家事」で負担を分散する
平日は、家事のためだけの時間を確保しようとせず、「ながら家事」を取り入れるのもおすすめです。
ワイヤレスイヤホンをつけて、音楽やラジオを聴きながら洗い物をしたり、お風呂のついでに洗面台を拭いたりすることで、家事を生活の流れに組み込みやすくなります。小さな積み重ねが、休日の負担軽減にもつながるでしょう。
休日にまとめてできる家事を決めておく
休日にすべての家事を片付けようとすると、十分に休めなくなってしまいます。
「土曜の午前中は作り置きをする」「日曜は家事をしない」など、休日にやる家事をあらかじめ決めておくのがおすすめです。すべての家事を一度に終わらせようとしなくて済むため、家事に追われる感覚を減らし、自分の時間を確保しやすくなるでしょう。
家事ストレスを減らすための家事分担のポイント
家事の負担が自分ばかりに偏っていると感じる場合は、家族と分担を見直すことも大切です。
ただし、話し合い方によっては感情的になってしまうこともあります。家事分担を見直すときの主なポイントは、次の4つです。
お互いが納得しやすい形で分担できるよう、まずは現状を共有することから始めてみましょう。
感情ではなく事実ベースで話し合う
家事分担について話し合うときは、感情だけで伝えるのではなく、具体的な事実をもとに共有することが大切です。
例えば、「いつも私ばかりやっている」と伝えると、相手は責められているように感じるかもしれません。代わりに、「平日の夕食準備と後片付けに毎日1時間かかっている」など、家事の内容や時間を具体的に伝えると、現状を理解してもらいやすくなります。
まずは、1週間の家事内容や所要時間を書き出してから話し合うとよいでしょう。
あわせて読みたい:育児休業中に家事分担が必要な理由とは?分担の進め方から具体的な方法を解説
名もなき家事も含めて共有する
家事分担を考えるときは、料理や掃除、洗濯だけでなく、目に見えにくい「名もなき家事」も共有することが大切です。
例えば、日用品の補充、ゴミ袋のセット、学校や園からの書類確認、冷蔵庫の在庫管理なども、生活を回すために必要な家事です。
こうした細かな作業は、担当している人にしか負担が見えにくいことがあります。まずは家族で家事をリストアップし、どの作業を誰が担っているのか確認してみましょう。
得意・不得意にあわせて分担する
家事分担は、必ずしも半分ずつにすることが正解ではありません。
例えば、料理が得意な人が食事を担当し、掃除が苦にならない人が清掃を担当するなど、得意・不得意や生活リズムにあわせて分担すると続けやすくなります。
ただし、得意な人に負担が集中しすぎないよう注意が必要です。お互いが無理なく続けられるかを確認しながら、分担を決めましょう。
定期的に家事分担を見直す
家事分担は、一度決めたら終わりではありません。
仕事の繁忙期や子どもの成長、体調の変化などによって、家庭の状況は変わります。以前は無理なくできていた分担でも、今の生活には合わなくなることがあるでしょう。
月に一度などタイミングを決めて、負担が偏っていないかを見直すことで、不満がたまる前に調整しやすくなります。
あわせて読みたい:家事分担表を作るメリットや作り方のコツ|分担をスムーズにするポイントも
家事ストレスの解消につながるアイテム・サービス
家事のストレスを減らすには、便利なアイテムやサービスを取り入れることも効果的です。
主な方法は、次の4つです。
すべてを自分だけで抱え込まず、負担の大きい家事から少しずつ手放していきましょう。
掃除やお手入れがしやすいアイテム
掃除の負担を減らすには、掃除や日頃のお手入れがしやすいアイテムを取り入れるのがおすすめです。
例えば、使い捨てフロアワイパーシートや置くだけタイプの洗浄剤、水回り用コーティング剤などを活用すると、掃除の手間や頻度を減らしやすくなります。
汚れにくい環境を整えることで、「掃除しなければ」という気持ちの負担も軽くなるでしょう。
時短家電(洗濯乾燥機・食洗機・ロボット掃除機)
時短家電は、毎日の家事時間を大きく減らしてくれる心強い味方です。
初期費用はかかりますが、毎日発生する家事を減らせるため、時間だけでなく精神的な負担の軽減にもつながります。例えば、洗濯乾燥機は約15万〜30万円程度と決して安くはありませんが、洗濯物を干したり取り込んだりする手間を減らせます。
また、食洗機は食器洗いや拭き上げの手間を減らし、ロボット掃除機は床掃除を自動で行ってくれるため、家事の負担軽減に役立ちます。
すべてを一度にそろえる必要はありません。まずは、自分が最も負担に感じている家事から見直してみるとよいでしょう。
ミールキットやネットスーパー
ミールキットやネットスーパーを活用すれば、食事の準備にかかる負担を減らしやすくなります。
ミールキットは献立作成や買い物、食材の下ごしらえの手間を省けるため、調理時間の短縮につながります。また、ネットスーパーを利用すれば、自宅にいながら食材や日用品を注文できるため、買い物にかかる時間や体力を節約できます。
毎日の食事づくりに負担を感じている場合は、週に1〜2回から取り入れてみるのがおすすめです。
家事代行サービス
家事の負担が大きく、自分だけでは対応が難しいと感じる場合は、家事代行サービスを利用する方法もあります。掃除や料理、洗濯などを経験豊富なスタッフに任せることで、家事にかかる時間を減らし、自分や家族との時間を確保しやすくなります。
家事代行に依頼できるのは、料理や作り置き、掃除、整理収納、洗濯、買い物などの日常的な家事です。料金は1時間あたり1,500〜5,500円など、利用するサービスやスタッフによって異なります。
「家事は自分でやるべき」と考えすぎず、必要に応じて外部サービスを活用することも、家事ストレスを減らす方法のひとつです。まずはスポット利用から試してみるとよいでしょう。
「タスカジ」で家事をお願いして家事ストレスを減らそう!

家事ストレスを本格的に解消したいなら、家事代行サービス「タスカジ」の活用がおすすめです。リーズナブルな料金で、信頼できるスタッフに家事を任せることができます。
1時間1,500円から利用できる
タスカジの料金は、タスカジさん(ハウスキーパー)によって異なりますが、1時間1,500円から利用できます。利用時間は3時間固定のため、1回あたり4,500円から依頼可能です。
家事代行サービスに高額なイメージを持つ方もいるかもしれませんが、必要なときだけ利用できるスポット利用や、定期的に依頼できる定期利用から、自分のライフスタイルや予算にあわせて選べます。
スポット利用にも対応しているため、「まずは一度試してみたい」という方でも利用しやすいでしょう。
定期利用で普段の家事負担も軽減できる
タスカジを定期的に利用することで、日常的な家事の負担を継続的に減らせます。
例えば、週1回の定期利用を取り入れると、水回りの掃除や料理の作り置きなど、負担の大きい家事を定期的に任せられます。
毎週決まったタイミングで家事を任せられるため、「この日は水回りの掃除をしなくていい」といった安心感につながることも、定期利用ならではのメリットです。
自分に合ったスタッフに依頼できる
タスカジでは、スタッフのプロフィールや得意な家事、利用者のレビューを事前に確認したうえで、自分に合ったスタッフを選べます。
例えば、次のような希望にあわせて依頼できます。
- 料理が得意なスタッフに作り置きをお願いする
- 水回りの掃除が得意なスタッフを選ぶ
- 整理収納が得意なスタッフに片付けを依頼する
気に入ったスタッフには継続して依頼することも可能です。同じスタッフに依頼を続けることで、家族構成や生活リズム、希望する家事の進め方を理解してもらいやすくなり、よりスムーズに家事を任せられるでしょう。
タスカジさんが答える!よくある質問
専業主婦で家事がストレスになっているときの対処法はありますか?
専業主婦だからといって、家事を完璧にこなさなければならないわけではありません。家事は終わりがないため、ストレスを感じるのは自然なことです。
まずは「毎日すべてやらなくていい」と考え方を見直し、優先度の低い家事は思い切って減らしてみましょう。惣菜やミールキットを活用したり、パートナーや家族と家事を分担したりすることも大切です。意識的に自分の時間を確保し、心身を休めることを優先してください。
家事代行サービスはどのような人に向いていますか?
家事代行サービスは、仕事や育児で忙しく家事に手が回らない方や、体調面の不安から家事が負担になっている方に向いています。
また、「部屋が散らかって何から始めればよいかわからない」「家事のストレスで気持ちに余裕がない」と感じている方にもおすすめです。スポット利用に対応しているサービスも多いため、掃除や料理など負担の大きい家事だけを依頼することもできます。家事を人に任せることは、決して怠けではありません。
ストレスで家事ができないときはどうすればいいですか?
ストレスで家事ができないときは、無理にすべてをこなそうとせず、「今日はこれだけ」と優先順位を絞ることが大切です。 例えば、「ゴミを捨てる」「洗い物をする」「明日着る服を用意する」など、生活に必要な家事だけに取り組みましょう。食事の準備が負担な場合は、冷凍食品や惣菜を活用しても問題ありません。 また、家族や周囲の人に協力を求めることも大切です。十分に休んでも気分の落ち込みや意欲の低下が続く場合は、医療機関への相談も検討してみてください。
