家事代行を依頼するなら、できるだけトラブルは回避したいものです。そのためには、起こりがちなトラブルと対策を知っておくと、安心して利用できるでしょう。この記事では、家事代行の依頼時に起こりうるトラブルにはどのようなものがあるのか、その事前対策7選や対処法も合わせて解説します。
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家事代行で起こりがちなトラブルの詳細
家事代行を依頼したときに起こりがちなトラブルについて、詳しく解説します。
主なトラブルは以下の5つです。
- 料金に関するトラブル
- 物品の紛失・盗難
- 家具・物品の破損
- 作業内容に関するトラブル
- スタッフとのトラブル
1.料金に関するトラブル
家事代行サービス依頼時に、最も多いトラブルは料金についてのトラブルです。家事代行サービスによって、その内容は異なりますが、主に通常の依頼料金とそれ以外で発生する追加料金に関するトラブルが多く挙げられます。ここでは、基本料金と追加料金に分けて解説します。
基本料金
基本料金は、家事代行サービス会社によって異なります。1時間あたりの価格で表示されていることが多いです。ここで注意したいのが、最低利用時間です。2時間あるいは3時間に設定されているところがほとんどであるため、実際に利用した際にトータルの料金を見ると高く感じるという声も見受けられます。
追加料金
追加料金が発生すると、思っていたよりも高いと感じ、トラブルになりがちです。
追加料金には、以下の項目が挙げられます。
- スタッフの交通費
- スタッフの指名料
- 延長料金
- 鍵の預かり金
- キャンセル料
- 各種料金が税抜き表示の場合は消費税
追加料金で利用ごとに発生するのはスタッフの交通費です。この交通費に関しては、基本料金に含まれるケースとそうでないケースがあります。基本料金に含まれないケースでは、どのスタッフも同一料金、あるいは公共交通機関の実費など、家事代行サービス会社によって異なるので注意が必要です。
2.物品の紛失・盗難
家事代行サービス依頼時に、物を紛失されるといったトラブルを心配する方もいるかと思います。。よく知らない人を自宅に入れなければなりませんし、ましてや不在時に依頼することもあるので、紛失や盗難のリスクを心配するのは無理もありません。スタッフが別の置き場所に片付けてしまった可能性もありますし、また、物の量が多く汚れが多い部屋だとゴミと一緒に誤って捨ててしまわれる可能性もあります。
3.家具・物品の破損
スタッフが、自宅の家具や物品を壊してしまうというトラブルも起こり得ます。故意ではないとしても、うっかりということはあるでしょう。家具や床を傷つけたり食器が割れたりといったものから、掃除機や洗濯機などの家電が経年劣化などで壊れてしまうこともあります。
4.作業内容に関するトラブル
作業内容に関するトラブルは、思うような仕上がりでないことや、時間内に作業を完了できないという場合に起こります。原因としては、スタッフの技術や経験が不足しているというよりは、単に時間が足りなかったケースが多いです。利用者が求める仕上がりのクオリティーが正確に伝わっていない、作業の優先順位を伝えていなかったことが根本にあるようです。
5.スタッフとのトラブル
料金を払って依頼するので、気持ちよく家事の一端をお任せしたいものです。しかしながら、スタッフとの相性が合わないこともトラブルに発展することがあります。相性が合わないと、作業内容を伝えるだけでもストレスを感じ、コミュニケーションが取りづらくなってしまうでしょう。このコミュニケーション不足が、トラブルを生み出してしまうのです。
トラブル回避のための家事代行サービス会社を選ぶポイント
トラブルに合わないために、どのようなポイントに注目して利用する家事代行サービスを選ぶと良いのかを解説します。
家事代行サービス会社を選ぶポイントは以下の5つです。
- 実績や創業年
- 分かりやすい料金設定
- 研修制度
- 連絡のスピード
- 口コミ・評判
1.実績や創業年
家事代行サービス会社は数多く運営されていますが、実績が少ない会社や運営を開始して間もない会社もあります。創業して間もない会社は実績が少なく、家事代行サービスのクオリティがわからないこともあります。もちろん実績がない全ての会社が当てはまるわけではありません。しかし、長い歴史のある会社や多くの実績を持つ会社を選んだ方が安心です。
2.分かりやすい料金設定
料金に関するトラブルを回避するために、料金設定が分かりやすい会社を選びましょう。基本料金のほか、延長料金や休日・早朝・深夜の割増料金、交通費や指名料が必要なケースもあります。オプション料金がしっかり記載されているか、キャンセル規定が分かりやすく公開されているのかも確認してください。また、後述しますが損害賠償保険の有無も確認しておくと良いでしょう。
3.研修制度
スタッフの研修制度を設けている会社かも、確認しておきましょう。技術力を高める研修だけでなく、個人情報の扱いや家事代行スタッフとしてのマナーを教育している会社を選ぶと安心です。研修制度を行なっているかは、家事代行サービス会社のホームページでも確認ができます。
4.連絡のスピード
家事代行サービス会社、または担当スタッフとスムーズに連絡が取れるのかも重要なポイントといえます。お問合せや相談等の連絡に対しての返信スピードを確認してみましょう。チャットなど簡単な連絡方法があるサービスかどうか確認してみてください。あわせて、困った時の相談窓口が用意されているのかもチェックしてみると良いでしょう。
5.口コミ・評判
家事代行サービスは多くの人が利用しているため、口コミを検索してみるのもおすすめです。実際に利用した人の声は参考になるはずです。
しかし、家事代行サービス会社のホームページでは、良い口コミのみを掲載しているケースもあります。そのため、口コミサイトや実際に利用した人のブログなどを確認してみるのが良いでしょう。
家事代行でのトラブルを防ぐための事前対策7選
ここまで、家事代行を依頼したときに起こりがちなトラブルをご紹介しました。トラブルを未然に防ぐためには、どのようなことに気をつければよいのでしょうか。ここでは、トラブルを防ぐために必須となる事前対策7選を解説します。
事前対策は、以下の7つです。
- 料金プランや必要な費用を確認する
- 作業内容の優先順位を伝える
- 自宅での注意事項について合意しておく
- 貴重品の管理を徹底する
- 損害賠償保険の有無や適用範囲を確認する
- 作業に必要な道具類を揃える
- 単発(スポット)利用で試してみる
1.料金プランや必要な費用を確認する
まず、依頼したいサービス内容の料金プラン内訳や基本料金、追加料金の発生条件、キャンセル料など必要な費用について確認しておきましょう。案外見落としやすいのが、入会費や年会費です。料金に関するトラブルを防ぐためには、これらの料金が分かりやすく表示されている会社を選ぶことが重要になります。
2.作業内容の優先順位を伝える
作業内容の優先順位を明確に伝えることで、作業内容に関するトラブルを防ぐことにつながります。優先順位をつけるためには、重点的にやって欲しいことや何をどの程度のクオリティに仕上げるのかを、できる限り詳細に指示できるよう準備しましょう。スタッフが作業しやすいように依頼内容を伝えることも重要なポイントです。
3.自宅での注意事項について合意しておく
スタッフに作業する際の注意事項を伝え、合意しておくことも重要です。例えば、立ち入って欲しくない部屋や触れられたくない家具や物品を伝えることで、破損や紛失などのトラブルが発生するリスクを抑えられます。料理に関しても、アレルギー食材や食べられない食材、味付けの指定を伝えておくと安心です。
4.貴重品の管理を徹底する
高価な物や現金などの貴重品は1ヶ所にまとめ、鍵のかかる部屋や金庫に入れておくことをおすすめします。また、家事代行サービス会社やスタッフの承諾を得たうえで、防犯カメラの設置も有効です。盗難行為を抑止でき、万一盗難が起きたときの証拠を残すこともできます。お互いに気まずい思いをしないためにも、マナーのひとつとして貴重品の管理を徹底しましょう。
5.損害賠償保険の有無や適用範囲を確認する
スタッフによる紛失や破損もしくはケガを負わされたなどのトラブルが発生した場合のために、家事代行サービス会社の多くは、損害賠償保険に加入しています。契約の際に、損害賠償保険に加入しているかどうか、どのような場合に適用されるのかなどを確認しましょう。そういった場合の連絡先を含めた対応方法も合わせて確認しておくと安心です。
6.作業に必要な道具類をそろえる
利用者の要望通りの仕上がりにするためには、必要な道具類を揃えておくことも重要です。家事代行は、基本的に自宅にある道具類を使います。掃除や料理、洗濯に関する道具、洗剤、調味料、保存容器などを揃えておきましょう。適切な道具類が揃っていることで、仕上がりのクオリティや作業効率のアップが期待できます。
7.単発(スポット)利用で試してみる
トラブルを防ぐためにも、単発(スポット)での利用で、スタッフの対応や作業の仕方を確認することをおすすめします。単発利用とは、曜日や時間を固定せず、1回だけ利用できるプランです。初めて家事代行サービスを利用する際は、単発利用を選択してから継続するかどうかを検討するとよいでしょう。
より強いトラブル対策をするのなら
トラブルを防ぐための事前対策をお伝えしましたが、ここではより強いトラブル対策を解説します。必ずしもここまでする必要はありませんが、トラブル回避のためにより強く対策をしておきたい場合は参考にしてください。
1.作業前の状態を写真に残しておく
担当スタッフが作業に入る前に、お部屋の状況を写真に残しておきましょう。万が一、作業後に物品の破損や紛失があった場合に、状況証拠として家事代行サービス会社に提示が可能です。
2.防犯カメラを設置する
防犯カメラを設置すれば、万が一のときの状況証拠として映像を提出できます。スマホで室内の状況がすぐに確認できる防犯カメラも販売されているため、留守中に家事代行サービスを利用する際にも安心です。しかし、防犯カメラを設置する場合は、家事代行サービスの担当スタッフにカメラを設置していることを伝える必要があります。担当スタッフから、撮影していることの同意を得ておきましょう。
家事代行でトラブルが発生したときの対処法
トラブルを防ぐための事前対策をご紹介しましたが、利用者が対策していてもトラブルが発生する可能性はゼロではありません。ここでは、トラブルが発生したときの対処法について解説します。
まず家事代行会社へ連絡
トラブルが発生したら、まず家事代行サービス会社へ連絡しましょう。連絡のタイミングは、トラブル発生からできるだけ早くおこなうのがベストです。時間をおくとお互いに記憶があいまいになってしまうからです。連絡する際には、トラブルの発生日時と発生理由など詳細な内容を正確に伝えます。また、状況を写真におさめておくと、事実確認がスムーズです。
解決方法を話し合う
家事代行サービス会社へ連絡したら、スタッフと解決方法について話し合います。話し合いでは、スタッフに対して、どうして欲しいのか具体的な解決方法を提示することが重要です。損害賠償保険の適用になるのかどうかなど、適用条件を確認し、家事代行サービス会社へ申請する手続きを進めます。
消費生活センターに相談
万が一、家事代行サービス会社との話し合いでトラブルが解決しない場合は、消費者生活センターに相談してみてください。消費生活センターでは、過去事例から適切な対応方法をアドバイスしてもらえます。一人で悩まずに、相談してみるのがおすすめです。
消費生活センターのお問合せ先はこちらからご確認ください。
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最後に
この記事では、家事代行の依頼時に起こりうるトラブルについて解説してきました。実際には、サービスを利用している多くの方にトラブルがないのも事実です。万一に備えて、ありがちなトラブルと事前の対策、トラブルになった際の対処法を知っておくと、より安心して利用できるでしょう。タスカジでは、さまざまな安心安全の取り組みを行っています。初めて家事代行サービスを利用する方は、ぜひタスカジの登録を検討してみてはいかがでしょうか。
株式会社タスカジの代表取締役。国内大手ITベンダーに入社。その後MBA(経営学修士)を取得。2013年に共働きの家庭における新しいライフスタイルを実現するため、起業。2014年に家事代行マッチングサービス「タスカジ」を開始し、2017年に日経BP社 日経DUAL「家事代行サービス企業ランキング」1位、「日経ウーマン・オブ・ザ・イヤー2018働き方改革サポート賞」を獲得。
多くの人が自分らしく生きる時間を増やせる社会を実現するため、一般家庭でも気軽に質の高い家事代行を利用できる仕組みを作るという想いで「タスカジ」を立ち上げた。