冷蔵庫は、日々使用しているうちに、気がつけば汚れが溜まってしまいます。さまざまな食品を保存するからこそ、常にきれいな状態をキープしたいものです。本記事では、冷蔵庫の掃除方法や掃除のサイン、冷蔵庫のきれいをキープするコツについて解説します。
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冷蔵庫の中は意外に汚れている?最も汚れているのは野菜室
花王の調査によると、家庭内の場所ごとに、菌叢(菌の集団)の種多様性を比較した結果、キッチンスポンジ(掃除用)と冷蔵庫野菜室で種多様性が高かったことから、これらは多様な菌が増えやすく、衛生管理上注意を要する場所であることが示唆されました。また冷蔵庫の野菜室は、病原菌を多く含む腸内細菌科の比率が高く、その理由として野菜に付着した土などに由来する可能性が考えられます。
冷蔵庫掃除のサイン
冷蔵庫の掃除をしないまま使用していると、冷気の循環が悪くなり消費電力が多くなったり、菌やカビが発生したりと、リスクが高まります。冷蔵庫を掃除するタイミングが近くなると、以下のようなサインが確認できるようになります。
- 片付けのサイン:取り出したいものが見つけにくい
- 掃除のサイン:冷蔵庫内のニオイが気になる
ここでは、冷蔵庫を掃除するサインについて解説します。
取り出したいものがなかなか見つからない
取り出したいものが見つからず、探す手間がかかるということがあれば、冷蔵庫の片付けをするサインかもしれません。原因として、買い足したものをとりあえず空いているスペースに詰め込むというように、何をどこにしまうか収納場所が決まっていないことが考えられます。
そのため、賞味・消費期限切れの調味料や食品、一時的に保存した食品などが、取り出されないまま残っていることもあるようです。種類や用途に応じて、それぞれの収納場所を決めておくと良いでしょう。整理収納を整えておくことで、取り出したいものが見つかりやすくなり、冷蔵庫の開閉時間も短くなるため、節電効果も期待できます。
冷蔵庫内のニオイが気になる
冷蔵庫の臭いが気になるのであれば、冷蔵庫掃除のサインの可能性が高いです。原因として、肉・魚から出たドリップや食品からこぼれた汁に菌が繁殖している場合や、食品そのものが腐敗している場合が考えられます。ツンとした臭いが強くなってきた場合は、傷んだ食品がないかチェックしましょう。
冷蔵庫の掃除をしているにもかかわらず臭いがあるとしたら、食品そのものが臭いを発しているのかもしれません。発酵食品、生魚、臭いの強い野菜・果物、などは、それ自体に特有の臭いがあり、充満することがあります。冷蔵庫は、冷気が漏れ出さない仕組みになっているため、臭いを発するものがあるとこもりやすいのです。
冷蔵庫掃除の手順
冷蔵庫は様々な食品を出し入れするため、見た目はきれいでも意外と汚れているものです。冷蔵庫内の衛生を保ち、食品の整理収納をするためにも、定期的に掃除をしましょう。ここでは、冷蔵庫掃除の手順を解説します。
冷蔵庫掃除は、以下の手順で進めると効率的です。
- 掃除に必要なアイテムを揃える
- 手順1:食品を冷蔵庫から取り出す
- 手順2:外せるパ―ツを取り外して中性洗剤で洗う
- 手順3:冷蔵庫内は重曹やセスキ炭酸ソーダで拭く
- 手順4:製氷機はクエン酸につけ置きして水洗い
- 手順5:ドアをセスキ炭酸ソーダで拭く
- 手順6:パッキンや溝はぬるま湯で拭く
掃除に必要なアイテムを揃える
冷蔵庫を掃除する際は、以下のアイテムを用意しましょう。
- スポンジ
- 雑巾
- ゴム手袋
- アルコール除菌シート
- 中性洗剤、重曹、クエン酸、セスキ炭酸ソーダ
- 保冷ボックスや保冷剤(一時的に食品を冷やすため)
クエン酸などを含む強力な除菌効果がある酸性アルコール製剤は注意が必要です。冷蔵庫の種類によってはアルコールが使用できない場合があるため、事前に取扱説明書を確認しましょう。
手順1:食品を冷蔵庫から取り出す
冷蔵庫掃除をする際は、冷蔵庫内を空にしなければなりません。掃除の直前に食品を全て取り出し、保冷ボックスなどに一時保管します。賞味・消費期限が切れているものは処分するようにしましょう。掃除前に、できるだけ冷蔵庫内の食品を少なくしておくことが理想的です。傷みやすい生鮮品などは、冷蔵庫掃除の前に使い切ってしまうのも良いでしょう。
手順2:外せるパ―ツを取り外して中性洗剤で洗う
トレイやポケット、ケースなど外せるパーツを取り外します。それぞれのパーツを中性洗剤で水洗いします。もし汚れが落ちにくい場合は、お湯に浸し汚れを浮かせてから、中性洗剤で洗うと良いです。洗った後は、よく乾燥させ、アルコールスプレーで除菌しておきましょう。
手順3:冷蔵庫内は重曹やセスキ炭酸ソーダで拭く
冷蔵庫内は、重曹水もしくはセスキ炭酸ソーダ水をスプレーし、10分程度置いてから汚れを拭き取ります。野菜室は、土汚れや野菜くずが多いため、念入りに掃除しましょう。また、乾拭きの際は、雑菌が繁殖しないよう新品のタオルを使うことをおすすめします。
なお、中性洗剤以外のアルカリ性、弱アルカリ性の台所用洗剤を使うと、プラスチックを傷めることがあります。洗剤を使用する場合は、取扱説明書を確認してから使用してください。
手順4:製氷機はクエン酸につけ置きして水洗い
製氷機の掃除は、クエン酸水を使います。2時間ほど浸け置きしてから、柔らかい布やスポンジなどで洗い、よく乾かしてから冷蔵庫に戻します。製氷機の氷に臭いがするようであれば、カビが発生しているかもしれません。冷蔵庫の吸い込み口にカビがあると、水分の供給が多い製氷機に留まることが多いと言われています。フィルターが黒く汚れている場合は、新しいフィルターに交換しましょう。
手順5:ドアをセスキ炭酸ソーダで拭く
ドアは、手垢や指紋の汚れが付きやすく、水拭きだけではきれいに落とすことができません。セスキ炭酸ソーダ水を柔らかい布にスプレーし、拭き掃除を行いましょう。ドアに直接吹きかけると液だれしてしまうため、必ず柔らかい布にスプレーするようにしてください。その後、水拭きをしてから乾拭きをします。
手順6:パッキンや溝はぬるま湯で拭く
ドアのパッキンも、カビが発生しやすい部分です。ぬるま湯を含ませた柔らかい布で拭いてから、乾拭きします。パッキンの隙間のゴミや汚れは、濡らした古い歯ブラシでこすると、簡単に汚れを落とすことができます。水分の拭き取りが不十分だと、プラスチック部分が割れることがあるため、入念に乾拭きをしましょう。
きれいな冷蔵庫をキープするコツ
冷蔵庫を掃除した後は、常にきれいな状態をキープしたいものです。ここでは、収納の工夫や、汚れにくくするコツをご紹介します。
- 汚れたらすぐ拭き取る
- トレイやケースを使って収納する
- 詰め込みすぎない
- 肉や魚は保存袋などで密閉する
- 掃除のプロに掃除と整理収納を依頼する
1.汚れたらすぐ拭き取る
日頃から、汚れたらすぐ拭き取ることを習慣にしましょう。汚れが軽いうちは、水に浸して固く絞った布巾やウェットティッシュで拭き取るだけできれいになります。そこで、気付いた時にサッと拭き取れるように、冷蔵庫の近くに布巾やウェットティッシュを準備しておくことをおすすめします。
2.トレイやケースを使って収納する
トレイやケースなどを使った冷蔵庫収納がおすすめです。食品が奥に入り込んでいるとすっかり忘れてしまい、賞味・消費期限が切れてしまったということも少なくありません。カビや臭いが発生していることもあるでしょう。
そういった場合に、トレイやケースに収納しておくことで、取り出しやすいよう定位置に管理するとともに、冷蔵庫の中が直接汚れにくくなります。同じ種類でまとめて、ラベリングしておくと良いでしょう。
3.詰め込みすぎない
冷蔵庫には食品を詰め込みすぎず、冷蔵庫全体の7割程度に留めましょう。詰め込まないようにするには、保存する食品を少なくするのがベストです。とはいえ、まとめ買いをする必要があったり、家族の人数によっては少なくすることは簡単ではないかもしれません。そのため、できるだけ食品を使い切り、残さないようにする工夫が大切になります。
4.肉や魚は保存袋などで密閉する
肉や魚を冷蔵保存する場合は、保存袋などに入れて密封しましょう。パックに入れたままでは、空気に触れやすくなり、酸化が進んで風味が落ちるだけでなく、菌が繁殖しやすくなるためです。水分をしっかりと拭き取って、ラップできっちりと包み直し、保存袋に入れると、独特な臭いを防いで、長持ちさせることができます。
5.掃除のプロに掃除と整理収納を依頼する
冷蔵庫は、日頃のこまめなお手入れが大切です。そうは言っても、なかなか掃除に手が回らなかったり、いつの間にか汚れがこびりついていたりすることもあるでしょう。
冷蔵庫を掃除する余裕がないという方は、家事代行を利用して、冷蔵庫の掃除と冷蔵庫内の整理収納を依頼するのも、きれいな冷蔵庫をキープする1つの方法です。常にきれいにして臭いが気にならないようにしたいという場合には、定期的に依頼すると良いかもしれません。
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最後に
本記事では、冷蔵庫の掃除方法や掃除のサイン、きれいな冷蔵庫をキープするコツについて解説しました。冷蔵庫の中から取り出したいものが見つけにくい、冷蔵庫内の臭いが気になるということがあれば、掃除のサインです。冷蔵庫の掃除は、整理収納とセットで進めるのが効率的ですが、大変な作業でもあります。無理のない範囲で、使いやすく衛生的な冷蔵庫をキープしましょう。それでも、冷蔵庫掃除になかなか手が回らないという方は、ぜひタスカジの利用を検討してみてください。
株式会社タスカジの代表取締役。国内大手ITベンダーに入社。その後MBA(経営学修士)を取得。2013年に共働きの家庭における新しいライフスタイルを実現するため、起業。2014年に家事代行マッチングサービス「タスカジ」を開始し、2017年に日経BP社 日経DUAL「家事代行サービス企業ランキング」1位、「日経ウーマン・オブ・ザ・イヤー2018働き方改革サポート賞」を獲得。
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