洗濯は洗う・干す・たたむの工程があり、洗濯物の仕分けから収納まで、多くの時間が必要です。面倒だけれど、放置するわけにもいきません。本記事では、洗濯の家事時短テクニックを工程ごとにいくつかご紹介します。手間をなるべく減らし、ラクにできるアイデアです。すぐできそうなことから、取り入れてみてください。
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洗濯を時短するコツ
洗濯を面倒だと感じる方は多いようです。その理由は、①工程が多いこと、②工程ごとに移
動が必要になることが挙げられます。この2点を工夫することが、洗濯を時短するコツになるのです。
洗濯を時短するコツは、以下の2つです。
- 作業の工程を減らす
- 家事動線を短くする
ここでは、順に解説します。
作業の工程を減らす
洗濯は、洗う・干す・たたむの工程があります。時短させるには、面倒に感じる工程を減らす工夫が必要です。洗濯を洗濯機と乾燥機で一貫して行う場合は、かなり工程を減らせますが、現実的ではないかもしれません。普段の洗濯で、どのくらいの工程が必要なのかを確認し、なるべくやることを減らせるよう考えましょう。
家事動線を短くする
工程ごとに移動しなければならない点を考えると、動線を短くすることで洗濯の時短につながります。洗濯機の位置を基点に、干す場所と取り込む場所、洗濯物をたたむ場所と収納する場所、それぞれの距離を短くするよう考えましょう。洗濯のプロセスにおいて、どこで何をしているのか、振り返ってみてください。
洗濯の「洗う」作業を時短するテクニック
ここでは、「洗う」作業を時短するテクニックとして、仕分けや洗う際の工夫や洗濯のタイミングについて、以下の3点について解説します。
- 洗濯物を種類ごとに仕分けする
- ネットやランドリーバッグに入れたまま洗う
- 予約機能を使う
1.洗濯物を仕分けする
洗濯物が出たタイミングで、種類ごと仕分けしておくと、まとめて仕分けするよりも時短できます。さらに、家族が洗濯物を出す際に、一人ひとりが仕分けすることで、洗濯時の仕分ける工程をまるっと省くことも可能です。
下着、色物、ストッキング、靴下などの種類ごとにネットを用意し、バスタオルやフェイスタオルは洗濯かごに入れるようにします。洗濯かごに、ネットをピンチで留めていくと便利です。また、泥汚れなどあらかじめ手洗いや浸け置き洗が必要な衣類は、別にしておくのが良いでしょう。
2.ネットやランドリーバッグに入れたまま洗う
仕分けしたネットをそのまま洗濯機に入れます。そうすることで、靴下のようにセットになっているものが迷子になることもなく、洗濯機から取り出しやすいです。物干し竿に引っ掛けて、取り出しながら干すことで、いちいちしゃがむ必要もありません。
旅行などの帰宅後に、ネットに仕分けするのが面倒という場合は、ランドリーバッグがおすすめです。外出時に、ランドリーバッグに衣類を入れておき、そのまま洗濯機に入れます。洗濯可能でメッシュ素材のタイプが、乾きやすいです。プールやジム、体操着や部活のユニホーム入れなどを用意しておくと良いでしょう。
2.ネットやランドリーバッグに入れたまま洗う
仕分けしたネットをそのまま洗濯機に入れます。旅行などの帰宅後であれば、ランドリーバッグごと洗濯するのもおすすめです。そうすることで、洗濯機から取り出しやすく、物干し竿に引っ掛けて、その場で取り出しながら干せるため時短につながります。
ランドリーバッグは、洗濯可能でメッシュ素材のタイプが良いでしょう。プールやジム、体操着、部活のユニホーム入れなどにも使えるため、ぜひ活用したいアイテムです。
3.予約機能を使う
共働きや一人暮らしの方は、平日の昼間に洗濯をするのは難しいものです。さらに、天候に影響される家事でもあります。そこで、夜寝る前や出かける前に、洗濯機のタイマーをセットし、干すだけの状態にしておくと、洗濯にかかる時間を大きく短縮することが可能です。ただ、予約時間の設定は、迷惑にならない時間帯を選び、近隣への配慮を忘れないようにしましょう。
洗濯の「干す」作業を時短するテクニック
ここでは、「干す」作業を時短するテクニックとして、動線を短くするポイントや干す際の工夫について、以下の内容について解説します。
- 洗濯機付近で室内干しする
- 家電や家の設備を利用する
1.洗濯機付近で室内干しする
室内干しは、大きな時短方法です。洗濯機と干す場所が近くなると、洗濯物を運ぶ手間が省けるとともに、動線が短くなるため、かなり時短できます。折りたためるタイプの物干しスタンドなら、洗濯物がない時は収納しておけばスッキリとしたスペースを保てます。突っ張り棒にピンチハンガーを設置するのも良いでしょう。
2.家電や家の設備を利用する
「干す」作業を時短するためには、早く乾かすようにすることが大切なポイントです。特に室内干しは、干す時間が長くなると、衣類に残った菌が増殖し、臭いが発生しやすくなります。
扇風機や除湿機といった家電や浴室乾燥機を上手に活用すると、乾くスピードがアップします。洗濯機の乾燥機能は、乾くまでに時間がかかりますが、20分ほどかけると、衣類の水分が減って温度が上がるため、干す時間を大幅に短縮できます。
洗濯の「たたむ」作業を時短するテクニック
続いて、「たたむ」作業を時短するテクニックとして、簡単なたたみ方やあえてたたまずに収納する方法について解説します。
ここで紹介する「たたむ」作業時短テクニックは、以下の通りです。
- 洋服は縦に2回・横に2回たたむ
- 干す用と収納用のハンガーを同じものにする
- たたむ必要のないものはたたまない
1.洋服は縦に2回・横に2回たたむ
洋服の簡単なたたみ方をマスターすると、時間をかけずに済ませることができます。
Tシャツやシャツ、ポロシャツは、以下の手順で縦に2回たたみ、横に2回たたむだけなので簡単です。慣れてくると、立ったままでもたためます。
- 背中を上にして広げる
- 左4分の1、小さなサイズは3分の1に折る
- 左右均等になるよう右からも折る
- 裾から二つ折りにする、
- さらに同じ方向に二つ折りにする
シャツは襟の形を整え、ポロシャツの襟は広げたまま寝かせると、襟のよれを防ぐことができます。また、引き出しの幅や高さに合わせて均一にたたむと収納しやすく、見た目もきれいです。
2.干す用と収納用のハンガーを同じものにする
干す用と収納用のハンガーを同じにすると、取り込んでそのまま収納できるため、時短になります。さらに取り込む際に、ハンガーラックを近くに置くと、掛け替えがラクです。ただ、セーターやスウェットのように重さのある衣類は、ハンガーにかけたまま収納すると形崩れの恐れがあります。伸びる素材は、たたんで収納しましょう。
3.たたむ必要のないものはたたまない
下着や靴下、部屋着、パジャマなどは、あえてたたまずに収納してしまうのも時短テクニックです。かごや引き出しに丸めて入れるようにしますが、下着や靴下は、仕切りをつけると見た目に分かりやすく、整然と収納できます。部屋着やパジャマなどのかごは、家族分を用意すると、着替えてまだ洗わない服の一時的な置き場にもなるのでおすすめです。椅子やソファの上に脱ぎっぱなしになるのを防ぐこともできるでしょう。
くらしの知恵から明日の話題まで。シュフのためのお役立ちマガジン『shufuse(シュフーズ)』様でも、『洗濯物を畳むときの4つの生活術・工夫』として洗濯物を畳むときの時短テクニックが紹介されています。こちらもぜひチェックしてみてくださいね。
洗濯の時短をするなら家事代行に依頼するのもおすすめ
毎日洗濯物が出るので、洗濯しても終わりがありません。洗濯しないと着る服がなくなるので、どんなに面倒でも数日に1度は洗濯をする必要があります。時短しようと思っても、洗濯が苦手、手が回らないという方は、定期的に家事代行に依頼するのがおすすめです。その分の時間に他の家事や用事を済ませられ、精神的な負担も減らすこともできるでしょう。
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最後に
本記事では、洗濯の家事時短のコツやテクニックを工程ごとに紹介しました。洗濯は、欠かすことのできない家事の1つです。朝の忙しい時間帯や、1日の疲れが出る夜は、できる限り簡単に、時短して済ませたいものです。そのための方法として、本記事を参考に、できることから取り入れてみてください。
どうしても洗濯は誰かにやって欲しいと感じる場合は、家事代行を上手に活用しましょう。その際には、ぜひタスカジの家事代行を検討してみてください。
株式会社タスカジの代表取締役。国内大手ITベンダーに入社。その後MBA(経営学修士)を取得。2013年に共働きの家庭における新しいライフスタイルを実現するため、起業。2014年に家事代行マッチングサービス「タスカジ」を開始し、2017年に日経BP社 日経DUAL「家事代行サービス企業ランキング」1位、「日経ウーマン・オブ・ザ・イヤー2018働き方改革サポート賞」を獲得。
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