タスカジプラスが共同で執筆しました。
ふと部屋を見ると、おもちゃやお世話グッズが散らかり放題…。思わず「誰か助けてー!」と叫びたくなる時、ありますよね。
そこで、家事代行マッチングサービス「タスカジ」の経験豊富なハウスキーパー・タスカジさんのアドバイスを元に、子育て真っ最中のコズレ編集部ママが育児がスムーズになる整理収納にチャレンジ!
今回は、散らかりがちなおもちゃの片付け方と、お世話アイテムの使いやすいまとめ方を聞いてみましたよ。
今回のテーマはリビング!
①おもちゃがあちこちの部屋に散らかってしまう
②お世話アイテムを使いやすくまとめたい
早速、タスカジのseaさんにアドバイスを聞いてみましょう!
お悩み①おもちゃがあちこちの部屋に散らかってしまう
リビングでよく遊ぶのですが、おもちゃの収納場所が子ども部屋なので離れていて片付けが面倒。部屋の中で片付かないのはもちろんですが、部屋をまたいで散らかってしまうのも悩みです。
普段は子ども部屋におもちゃを置いている編集部ママY。
子どもが成長するにつれて活動範囲が広がり、おもちゃも散らかるようになってきてしまいました。
1.まずおもちゃの置き場所はリビングと決める
0~3歳は、親が見守る中で遊ばせることがほとんどなので、見守りやすさを重視して、リビングにおもちゃ収納を置きましょう。
リビングから離れた「子ども部屋」に置き場所を作ると、広範囲におもちゃが散らかる原因に!
また、収納場所が離れていると、面倒になってつい片付けを後回しにしてしまうこともありますよね。
まだお子さんが小さい間は、遊び終わる場所=リビングに置き場所を作ってあげるのがおすすめです。
2.大人と子どものゾーンを分ける
さらに、おもちゃの収納場所を含めた、子ども専用のゾーンを決めてあげましょう。
洗濯物の取り込みや、食事の準備など家事動線がかからない場所に子どものゾーンを設置し、大人と子どもの居場所が重ならないようにするのがポイントです。
大人の動線と住み分けすることで、散らかる範囲が限定され、洗濯物の取り込みや配膳もスムーズに!
子どもゾーンにはプレイマットを敷いたり、絵本棚をL字に置くことで、さりげなく&しっかりエリア分けできますよ。
3.「分ける」でおもちゃの量をコントロールする
おもちゃの量が増えてきた時には、やはり取捨選択も不可欠。
でも、「これはよく遊んでいるし、あれを使うこともあるし…」と思うと、どれを処分したらよいか迷いますよね。
そんな時には、「要らないものを捨てる」と考えずに「今いちばんのお気に入りおもちゃを遊びやすくするために選ぶ」と考えましょう!
seaさんの経験では、子どもは本当のお気に入りが手に取りづらいので、目についたもので遊んでいるということも多いんだそう。
捨てると思うと選びづらいですが、「お気に入りを選んで遊びやすくしてあげる」と考えるとできそうな気がしてきますね!
お気に入り以外は、将来の子ども部屋や納戸などにいったんしまっておきましょう。
4.子どもも理解しやすい「ざっくり&ゆったり」収納
「乗り物」「ぬいぐるみ・人形」「積み木・ブロック」「その他」など、おもちゃの種類分けはあくまでざっくりに!
収納する時にあまり細かく分けてしまうと、毎日の片付けが面倒になってしまうので、分類は大まかにしておきましょう。
さらに、収納アイテムのサイズにもポイントが。
収納ラックと収納ケースがピッタリサイズだと、目線が通りにくくなります。できれば、収納ケースと棚板の間に余裕があるといいですね
下の図のように収納ケースの上部に余裕があると、出し入れもラクチン!
おもちゃ自体も入れすぎないようにし、何が入っているかわかりやすくしておきましょう。
いざ、コズレ編集部ママがチャレンジ!!
リビングに子どもゾーンを設置!使わないおもちゃは別部屋へ
アドバイス通りおもちゃはリビングに置くことに決め、よくお子さんが遊ぶリビングの机まわりを子どもゾーンに決定!
お気に入りのおもちゃと絵本はざっくり分けて箱に入れ、机の下に収納したことでリビングがすっきり。
あまり使っていなかったおもちゃは、100均などでも売っている収納ケースに入れて、子ども部屋に移動することにしました。
やってみてどうだった?
よく使っているものは、実はそこまで多くなかったことが判明。ゾーン分けをしたことで、おもちゃにつまずいたりすることも減ってうれしいです!
今回は、手持ちの箱がちょうどよい大きさだったので収納アイテムとして使用。
おもちゃや絵本が増えてきたところで、ラックや棚などの購入を考えるのもよさそうですね。
お悩み②お世話アイテムを使いやすくまとめたい
赤ちゃんのお世話に使うアイテムが、洗面所や引き出しなどバラバラにしまってあるので使いづらい!サイズや形も違うのですが、まとめておくいい方法はありますか?
綿棒は洗面所、爪切りはリビングの引き出しなど、産前と同じように置いていたら、使うたびにあちこち取りに行くはめに!
一緒にしておきたいのですが、何にどう入れておいたら使いやすいか、悩み中だそう。
1.使用シーンと大きさでまとめる
まず、お世話アイテムを使用する時間や場所などで分けてまとめましょう。
爪切りや綿棒、ガーゼタオルなど、日中おうちの中で使う物はまとめてバスケットなどに入れ、お世話をする場所の近くに置いておきます。
日中だけでなく、夜も使う場合は、寝室やベビーベッドに一式、リビングに一式と2セットおくと持ち歩く必要がなく便利!
おむつは、パックからバスケットなどに入れ替えるのが手間になるので、無理してまとめなくてもOK。
使う頻度の高い場所において、パックからそのまま使うのがおすすめです。
抱っこひもや帽子、外用タオルなどおでかけ用のアイテムは、玄関近くかリビングのチョイ置きできる場所にセットしておきましょう。
かがまなくても取れるよう、腰くらいの高さにおいて置くと、赤ちゃんを抱っこしたままひょいっと取れますよ。
2.出し入れしやすく、見えやすい収納アイテムを選ぶ
一番のおすすめアイテムは、深さがそこまでではなく、しきりが細か過ぎないキャリーボックス。
深さがあると取りづらく、何が入っているかも見えにくいので、ベビーローションなどボトルの上部が見えるくらいが目安です。
収納ケースが見つからない場合はバスケットもおすすめ!
浅めのタイプにはガーゼやスタイなど、深めのタイプには抱っこひもやケープなどを入れておけますよ。
よく見かけるワゴンタイプは高さがあるので、赤ちゃんのお世話をする時には使いにくいことも。真ん中から下の段のアイテム補充がしづらかったり、赤ちゃんがつかまり立ちをして倒れる場合もあるので、慎重に検討しましょう。
3.ストックは一ヶ所にまとめて、量をコントロールする
おむつやおしりふきのストックは、トイレットペーパーなどほかの紙類とまとめて一ヶ所においておきましょう。
買い置きがあちこちに置いてあると、在庫を把握できず余計に買い込んでしまうことも。
まとめておくことで確認しやすくなり、無駄な買い込みを減らせますよ。
ストック置き場は、納戸や将来の子ども部屋の中のドア付近が見やすくておすすめです。
いざ、コズレ編集部ママがチャレンジ!!
細かいものはまとめて、おうちアイテムは収納ケースに
しきりのある収納ケースはなかったので、家にあった浅めのバスケットを活用!
ガーゼとおしりふき、綿棒はそのまま、爪切りと爪切りばさみはプリンカップの空き容器にいれてバスケットに収納し、リビングの赤ちゃんスペースの横に置いてみました。
やってみてどうだった?
その場でパッと使って戻せるので、無駄な動きがなくてラク!まだ作っていませんが、寝室にも1セット置こうかなと思います。
赤ちゃんのお世話は待ったなし!
急いでいる時にパッと手に取れるだけで、ママパパの体力温存にもつながりそうですね。
ぴったりのハウスキーパーと出会えるサービス「タスカジ」
タスカジとは?
今回、共同企画を行った「タスカジ」は、料理や掃除、整理収納、洗濯など家事代行のマッチングサービス。
独自テストにパスした「タスカジさん」と呼ばれる経験豊かなハウスキーパーの中から、お願いしたい内容にぴったりの人を見つけることができます。
業務は掃除や料理はもちろん、ペットケア(室内のみ)やチャイルドケア(保護者同席)まで幅広く、価格は業界最安値水準!
家に人を入れるとなると不安もありますが、公式サイトではタスカジさんそれぞれのプロフィールとレビューを見ることもできるので安心です。
今回アドバイスをくれたのは…
家事サービス経験20年以上、近著『家じゅうの「めんどくさい」をなくす。』(ダイヤモンド社)も好評のseaさん。
豊富な経験を元に、家の中の動線やしくみに隠れた「めんどくさい」を発見し、家を家族の安全基地にするための、目からウロコの片付けを提案してくれる大人気のタスカジさんです。整理収納のプロ!seaさんのプロフィールはこちら!
まとめ
今回は、リビングのおもちゃとお子さんのお世話アイテムの整理収納についてお伝えしました。
シェアリングエコノミー型の家事代行マッチングサービス・タスカジさんのアドバイスを参考に、子育てがスムーズになる整理収納術、ぜひチャレンジしてみてくださいね。
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株式会社タスカジの代表取締役。国内大手ITベンダーに入社。その後MBA(経営学修士)を取得。2013年に共働きの家庭における新しいライフスタイルを実現するため、起業。2014年に家事代行マッチングサービス「タスカジ」を開始し、2017年に日経BP社 日経DUAL「家事代行サービス企業ランキング」1位、「日経ウーマン・オブ・ザ・イヤー2018働き方改革サポート賞」を獲得。
多くの人が自分らしく生きる時間を増やせる社会を実現するため、一般家庭でも気軽に質の高い家事代行を利用できる仕組みを作るという想いで「タスカジ」を立ち上げた。