衣替えのシーズンがやって来ましたね。ついつい知らずに衣替えをNGな方法で行っているというケースは意外と多いようです。知らないでいると、お気に入りの洋服が台無しになってしまう心配もあるので要注意です。そこで今回は、知らずにやってしまいがちな衣替えのNGについていくつかご紹介します。
■衣替えのNGその1 洗わずに仕舞う
ほとんど着ていないし、全然汚れていないから、という理由で、洗濯せずに、あるいはクリーニングに出さずに、そのまま収納ケースにしまっていませんか?一度でも袖を通した洋服は、皮脂や汗、花粉やホコリなどが付着しています。そのまま収納すると、虫に食われる危険性が増大します。
■衣替えのNGその2 衣類をギュウギュウ詰めにする
隙間がもったいないという理由から、詰め込めるだけ詰め込むという方も多いのではないでしょうか?ギュウギュウに詰めると、防虫剤が十分に行き渡らず、やはり虫に食われる危険生が増大します。
衣類は、収納ケースのキャパシティの8割程度に抑えておくことがポイントです。
■衣替えのNGその3 クリーニングのカバーのまま収納する
クリーニングから戻ってきた衣類は、ついついカバーのついたまま収納しがちですよね。たしかに、クリーニングのカバーは、ホコリよけには効果的です。しかし、通気性が悪いため、そのまま収納すると、湿気がこもってカビを招く心配があります。
衣替えの際は、クリーニングのカバーは、必ず外して、衣類カバーに付け替えるようにしましょう。
■衣替えのNGその4 防虫剤を収納ケースの下に置く
衣替えの際に、まずは、収納ケースの下に防虫剤を敷いてから、衣類を重ねていませんか?防虫剤は、空気より重い性質を持つため、衣類の一番上に置くのが正解です。同じく衣類と衣類の間に防虫剤を挟み込むことも、効き目が十分に発揮できないのでNGです。
防虫剤の効き目を最大限に引き出すためにも、一番上に置くようにしましょう。
■衣替えのNGその5 収納ケースを掃除せずにそのまま入れ替える
衣替えは、収納ケースに、シーズンインの衣類とシーズンオフの衣類をただ入れ替えるだけで済ませていませんか?
しかし、収納している間に、ケースの中に害虫の卵が産み付けられていたり、カビが発生していたりする心配もあります。衣類を入れかえる前に、収納ケースは、きちんと掃除してキレイにしておくと安心ですよ。
■衣替えのNGその6 ハンガーに掛けっぱなし
衣替えの際に、収納ケースに入れずに、そのままクローゼットなどに掛けっぱなしにしている洋服はありませんか?もちろん掛けっぱなしでもOKのものもありますが、長期間ハンガーに掛けっぱなしにすると、型崩れしてしまうものもあるので、要注意です。
例えば、セーターやスウェット、カーディガンなどは、型崩れしやすい素材なので基本的に、シーズンオフの間、掛けっぱなしで保管するのはNGだと考えましょう。
?おわりに
今回ご紹介した衣替えのNGの中で、知らずやっていたという項目が、ありませんでしたか? 来年、収納ケースをあけると、洋服が虫に食われていた!カビだらけになっていた!というようなことがないように!くれぐれも気をつけて、正しい方法で衣替えを実践していただければと思います。