必要なときにすぐに取り出せて、使ったらすぐに仕舞えること。この条件をクリアすることが、アイロン台の収納において最も重要なポイントになります。そこで今回は、この条件を難なくクリアできるアイロン台の収納術をご紹介します。
■収納術その1 カゴに入れて壁面に立てかける
アイロン台とアイロンをカゴに入れ、普段アイロンがけの作業を行う部屋にある壁面に、ただ立てかけるだけ。と、いたってシンプルな収納術です。壁に面してテーブルや机がある場合は、その上の角に立てかけておきましょう。
アイロンがけの作業の際には、カゴごと持ってこれますし、作業が終わったらカゴごと元に戻すだけと、とてもスムーズかつストレスフリーです。
■収納術その2 引き出しや棚を活用
アイロン台の多くは、脚をたためば、かなり平べったくなります。そのため、比較的幅と奥行きのある引き出しや、棚の空きスペースを活用できる場合も少なくありません。
試しに、手持ちのアイロン台が収納可能な引き出しや棚の空きスペースを探してみてはいかがでしょう。もし、見つかった場合は、そこを使わない手はありません。
実際に、キッチンカウンターの引き出しや、ランドリ—ルームにある引き出しを、アイロン台の収納スペースとして活用されているケースは、珍しくないようです。ただ、引き出しに収納する場合は、やはりそのまますっぽり収納することは難しいため、金具を取り付けるなど、DIYによる改造が必要になるようです。
最初から引き出しに収納することを想定して作られたアイロン台も市販されているようです。買い替えの際には、検討されてみるのも一案です。
■収納術その3 掛けて収納する
アイロン掛けの作業をする場所にあるドアや壁などにフックをつけて、そこに引っ掛けておく、という方法です。
隠す収納ではなく、あえて見せる収納にして、アイロン台をインテリアの一部にしてしまおうという発想から生まれた収納術です。
実際、見せる収納に適したデザイン性に富んだアイロン台も数多く販売されているようです。買い替えの際は、この手のタイプを選ばれてはいかがでしょう。
どうしても隠したい場合は、アイロン台をハンガーに引っ掛けられるように工夫し、クローゼットに掛けておく方法を試してみましょう。
■あえて収納せずに出しっぱなしにしておくという方法も!
アイロンがけ専用のスペースを設けてしまい、常にそのスペースに、アイロンとアイロン台を出しっぱなしにしておくという方法もあります。アイロンをかけたいときには、そのスペースに出向くという発想ですね。わざわざアイロン台を出し入れする必要もなく、いつでもすぐに作業を開始できます。
アイロンがけの頻度が多いご家庭におすすめできます。
おわりに
このほかに、普段はアイロンを収納できるバッグで、バッグを広げるとアイロン台に早変わりするという画期的な商品も販売されているようです。バッグなので持ち運びも楽ですし、収納場所を選ばない点が魅力ですね。特に置き場所にお困りの場合は、検討されてみてはいかがでしょう。