赤ちゃん服は小さくて数も増えやすく、気づくと収納がごちゃついてしまうこともありますよね。
毎日の着替えをスムーズにするには「日常で使う服」と「しばらく使わない服」を分けて整理することが大切です。収納方法を少し工夫するだけで、取り出しやすさや片付けやすさが大きく変わります。
この記事では、日常の整理方法から月齢別の収納のコツ、長期保管のポイント、サイズアウトした服の手放し方までをわかりやすく解説します。
- 日常で使う赤ちゃん服の収納は、仕切りやハンガーを活用して取り出しやすくするのがポイント
- 赤ちゃん服の収納は、赤ちゃんの成長過程によって見直しを繰り返すことが大切
- しばらく使わない赤ちゃん服の保管は、直射日光を避けて風通しのよい場所で保管する

赤ちゃん服の収納は「日常」と「保管」で分けて考えよう!
赤ちゃんは数ヵ月ごとにサイズが変わるため、着られなくなった服があっという間に増えていきます。
そのため、収納は「日常用」と「保管用」に分けて考えることが大切です。毎日着る服とサイズアウトした服では、収納の目的や重視するポイント、適した置き場所などが異なります。
| 日常用の収納 | 保管用の収納 | |
| 目的 | すぐ取り出して使う | きれいな状態で 長期保存 |
| 重視する点 | 出し入れのしやすさ | 湿気 黄ばみ対策 |
| 置き場所 | リビングや寝室の 手が届く位置 | クローゼット 押入れの奥 |
まずは「今使う服」と「しまっておく服」を分けることから始めてみましょう。収納の悩みをシンプルに整理しやすくなります。
日常で使う赤ちゃん服の収納方法
毎日何度も繰り返す赤ちゃんの着替えは、サッと取り出せる収納にしておくのがポイントです。
ここでは、日常使いの赤ちゃん服を整理しやすい3つの収納方法を紹介します。
仕切りを使った引き出し収納
ねんね期〜寝返り期は、大人が使いやすい高さの引き出しにまとめるのが効率的です。引き出しを開けるだけで服の場所がわかる状態にしておくと、着替えがスムーズになります。
ポイントは、仕切りで中を区切ること。小さな赤ちゃん服は崩れやすいため、肌着やロンパースなど種類ごとにエリアを分けましょう。不織布ケースや仕切りボックスを使うと整理しやすくおすすめです。三つ折りにして立てて収納すれば一目で把握でき、取り出しやすくなります。
ハンガーを使ったたたまない収納
ハンガー収納は、洗濯後にそのままかけるだけで済む手軽さが魅力です。特に、服の種類が増える1歳前後から取り入れると、シワを防ぎつつ服を選びやすくなります。
子ども用サイズのハンガーを使うと型崩れしにくく、見た目もすっきり整います。滑りにくい素材を選ぶと薄手の服も落ちにくく安心です。
ラックは、高さ調整ができるタイプを選ぶと長く使えます。アウター・トップス・ボトムスの順に並べると、コーディネートがわかりやすくなり準備もスムーズにできるでしょう。
肌着など、薄く柔らかいものは引き出し収納のほうが使いやすいため、服の種類にあわせて、引き出しとハンガー収納を併用するのがおすすめです。
ワゴン・ラックを使った取り出しやすい収納
キャスター付きワゴンは、リビングや寝室を移動しながらお世話をする家庭に便利な収納です。必要な場所に動かせるため、着替えの動線を短くできます。
収納は段ごとに分けると使いやすくなります。
- 上段:普段着(肌着やロンパースなど)
- 中段:おむつ・おしりふきなどのお世話用品
- 下段:小物類(スタイや靴下など)
汚れがついたときに拭き取りやすい素材で、キャスターのロック機能があるものがおすすめです。
【月齢別】赤ちゃん服の収納方法

赤ちゃんは成長のスピードが速く、月齢によって着替えの頻度や衣類の種類、動き方も大きく変わります。そのため、収納方法も成長段階に合わせて見直すことが大切です。
ここでは、新生児〜6ヵ月のねんね期、おすわり期以降、1歳以降の3段階に分けて紹介します。
お子さんの月齢に合ったパートからチェックしてみてください。
新生児〜6ヵ月
新生児期の収納は、片手で取り出せるシンプルさが最優先です。夜間のおむつ替えなどでも迷わず使える状態にしておくと、負担を減らせます。
おすすめは、おむつ替えスペースの近くに浅めの引き出しを置く方法です。立ったまま開けられる高さにすると使いやすくなります。
引き出しは用途ごとに分けておきましょう。
- 上段:短肌着など使用頻度の高いもの
- 中段:ロンパースなどの重ね着用
- 下段:ガーゼやスタイなどの小物
仕切りを使ってエリアを分けておくと、暗い時間帯でも手探りで取り出しやすくなります。
おすわり期以降
おすわりからつかまり立ちへ進む生後6〜11ヵ月頃は、衣類の種類や着替え回数が増える時期です。
引き出しは仕切りで区切り、トップスとボトムスを分けておくと迷いにくくなります。さらに、ハンガーラックを併用し、コーディネートをセットで掛けておくと朝の準備がスムーズです。
この時期は赤ちゃんが収納に手を伸ばし始めるため、安全対策も欠かせません。収納を考えるうえで、次の3点に注意しましょう。
- チェストは壁に固定する
- ハンガーラックは手の届かない高さに設置する
- 周囲にコード類を置かない
親の動線上に配置しつつ、赤ちゃんの行動範囲から外すことがポイントです。
1歳以降
1歳を過ぎると、自分で引き出しを開けたり服を取り出したりする場面が増えてきます。この時期は、子どもが使いやすい収納へ切り替えるのがポイントです。
低めのハンガーラックや浅めの引き出しを使い、手の届く高さにそろえることで、自分で選ぶ・片付ける習慣につながります。
安全対策として、次の点を確認しておきましょう。
- チェストにチャイルドロックを付ける
- ハンガーラックは壁際に固定する
- 角にクッション材を貼る
また、どこに何をしまうかわかる工夫も大切です。イラストや写真のラベルを使うと、直感的に判断しやすくなります。
サイズアウトする服も増えるため、定期的に見直して分けておくと管理しやすくなります。
しばらく使わない赤ちゃん服の収納方法
サイズアウトした服や季節外の服は、次に着るときまで清潔な状態を保てるかがポイントです。
保管前の準備と保管環境を整えておきましょう。
- 保管前に洗濯し、しっかり乾燥させる
- 不織布など通気性のある収納を使う
- 新品の収納ケースは事前に風を通しておく
- 直射日光を避け、風通しのよい場所で保管する
月齢の変化により出番が少なくなった服は、早めに保管用へ移すと、状態よく保てるため次に使うときも安心です。
赤ちゃん服の収納で気をつけたいポイント
赤ちゃん服を収納する際は、清潔さと安全性への配慮が大切です。特に長期保管では、黄ばみ・カビ・虫食いが発生することもあるため、事前に対策しておくと状態を保ちやすくなります。
ここでは、赤ちゃん服の収納で気をつけたい6つのポイントを紹介します。
保管前に洗濯する
着用した衣類には、見た目がきれいでも汗や皮脂が残っていることがあり、黄ばみや虫食いの原因になる場合があります。そのため、着用後の衣類は洗濯してから保管することが大切です。
洗濯のポイントは次のとおりです。
- ぬるま湯(30〜40度)で洗う
- 赤ちゃん用のやさしい洗剤を使う
- すすぎをしっかり行う
洗ったあとは、完全に乾かしてから収納しましょう。湿り気が残るとカビやダニの原因になるため、風通しのよい場所でしっかり乾燥させることが大切です。
直射日光を避ける
直射日光は、色あせや生地の劣化の原因になります。特に白や淡い色の服は影響を受けやすいため、保管場所に注意しましょう。
引き出しや衣装ケース、クローゼットの中など、光が当たりにくい場所が適しています。窓の近くに置く場合は、遮光カーテンやカバーを活用すると安心です。
通気性のいい収納を使う
湿気がこもるとカビの原因になるため、通気性を意識した収納が大切です。ビニール袋などに入れる場合も、湿気がこもらないよう工夫するとよいでしょう。
例えば、次のような収納が使いやすいです。
- 不織布袋:軽くて湿気がこもりにくい
- 桐製チェスト:調湿効果があり長期保管向き
- 布製ボックス:扱いやすく省スペース
「湿気をためない」ことを意識すると、きれいな状態を保ちやすくなります。
防虫剤や除湿剤を使う
虫食いや湿気対策には、防虫剤や除湿剤を取り入れると効果的です。赤ちゃん服には、無臭タイプや刺激の少ないものを選ぶとよいでしょう。
防虫剤は衣類の上に置くと成分が広がりやすくなります。除湿剤は収納場所に合わせて使い分けると効率的です。
- 引き出し:シリカゲルなど繰り返し使えるタイプ
- クローゼット:吸湿力の高いタイプ
なお、防虫剤は種類を混ぜて使用しないようにし、定期的に交換することも大切です。いずれも赤ちゃんの手が届かない位置に置きましょう。
1年に一度は空気に触れさせる
長期間そのままにしておくと、湿気や汚れに気づきにくくなります。長期保管する場合は、定期的に取り出して状態を確認しておくと安心です。
服を広げて風通しのよい場所にしばらく置くだけでも、湿気対策になります。あわせて、黄ばみやカビ、ほつれがないかを確認しておきましょう。気になる点があれば洗い直すことで、状態を保ちやすくなります。
ホルムアルデヒドが少ない収納を使う
新しい収納家具には、ホルムアルデヒドが含まれている場合があります。気になる場合は、赤ちゃん服の収納にも配慮しておくと安心です。
選ぶ際は「F☆☆☆☆」表示のある製品や、無塗装・ポリプロピレン製などを選ぶ方法があります。
また、購入後すぐに使用するのではなく、風通しのよい場所で数日置いたり、水拭きしてから使用したりすることで、においを軽減しやすくなります。
サイズアウトした赤ちゃん服の手放し方

保管していたサイズアウト服も、いつかは手放すタイミングがやってきます。ここでは、増え続ける赤ちゃん服を気持ちよく整理するための手放し方を紹介します。
売る
サイズアウト服を売る場所としては、フリマアプリかリサイクルショップが選択肢になります。
フリマアプリは価格を自分で設定できるため高く売りやすい一方、撮影や梱包の手間がかかります。買取専門店は手間が少なく、すぐに現金化できるのがメリットです。
ブランドタグが残っているものや、シミ・毛玉が少ない状態のよい服は売れやすい傾向があります。また、同じサイズのものをセットで出品したり、写真やサイズ・使用回数を丁寧に記載したりすると、購入されやすくなるでしょう。
譲る
親戚や友人に譲る方法は、気軽に手放せる選択肢です。トラブルを防ぐためには、事前の配慮が重要になります。
配慮したいことの例
- 状態のよいものだけを選ぶ
- 色あせや使用感は正直に伝える
- 相手に選んでもらう形にする
必要なサイズやタイミングを確認してから声をかけるのもよいでしょう。押し付けにならないよう配慮することで、気持ちよくやり取りできます。
寄付・回収
誰かの役に立ちたい場合は、寄付や回収を利用する方法があります。
寄付・回収方法の例
- NPO団体などへ寄付する
- 寄付付きの買取サービスを利用する
- 自治体や店舗の回収ボックスに出す
寄付の場合は洗濯済みの服を送るのが基本です。受け入れ条件は団体やサービスによって異なるため、事前に確認しておきましょう。
手軽さを重視するなら回収ボックスも便利です。状態に応じて方法を選びましょう。
リメイクする
思い出のある服は、リメイクして残す方法もあります。形を変えることで、長く手元に残せるのがメリットです。
例えば、次のような活用方法があります。
- フォトアルバム:生地を台紙に貼り、写真と一緒に残す
- クッション:ロンパースやガーゼ素材を活用する
- 巾着袋・バッグ:日常使いしやすい形にする
- くるみボタン:小物に加工して手軽に楽しむ
自分で作る方法では、手作りする時間も楽しめます。リメイク専門のサービスを利用すれば、完成度の高い仕上がりが期待できます。
すべてを残すのではなく、一部だけリメイクすると、量を減らしながら思い出を残せるでしょう。
処分する前の活用方法
手放すことを決めたものは、本当にもう使えないかを一度見直してみましょう。洋服としては使えなくても、ウエスや布おもちゃとして再利用できることもあります。
ウエスにする場合は、使用前に洗濯・乾燥を行いましょう。布おもちゃとして使う場合は、煮沸消毒しておくと安心です。
なお、シミや黄ばみが落ちないものや、大きな破れがあるものは処分の目安です。活用できるものと手放すものを分けることで、手放すべきか判断しやすくなるでしょう。
収納のお悩みは「タスカジ」の家事代行サービスへ

赤ちゃん服の整理や収納は、想像以上に時間と体力がかかります。サイズ分けや保管場所の見直しなど、育児の合間にすべて行うのは負担に感じることもあるでしょう。
「タスカジ」では、整理収納が得意なスタッフに収納づくりを依頼できます。1時間1,500円からと利用しやすく、プロの目線で仕組みを整えてもらえるのが特徴です。
依頼できる内容の例は次のとおりです。
- サイズ別・季節別の仕分けと引き出し内の整理
- 家族誰でも戻せる収納ルールの提案
- サイズアウト服の保管方法に関するアドバイス
一度仕組みを整えておくと、その後の管理が楽になります。すべてを抱え込まず、必要に応じてサービスを活用することも検討してみてください。
あわせて読みたい:タスカジの整理収納サービスとは?料金形態や利用の流れ、タスカジさんの探し方
タスカジさんが答える!よくある質問
赤ちゃん服を水通しするのはなぜですか?
新品の赤ちゃん服には、製造過程で付着したホルムアルデヒドや糊が残っている場合があります。水通しはこれらを洗い流し、肌への刺激を減らすために行います。 赤ちゃんの皮膚は薄くデリケートなため、事前に一度洗っておくと安心です。また、糊を落とすことで吸水性が高まり、あせも対策にもつながります。 水通し後はしっかり乾かし、清潔な場所に保管しましょう。
赤ちゃん服は大人の服と別で保管した方がいいですか?
赤ちゃん服は、できるだけ大人の服と分けて保管するのがおすすめです。花粉や柔軟剤の香りが移るのを防げるほか、サイズ違いによる取り違えも防ぎやすくなります。 ただし、スペースが限られている場合は、同じ引き出しでも仕切りや袋で分ければ問題ありません。手前に配置して取り出しやすくする工夫も有効です。 完全に分けることよりも、「すぐ見つかり、取り出しやすい状態」に整えることを意識しましょう。
赤ちゃん服の収納にハンガーラックやチェストは必要ですか?
ハンガーラックやチェストは必須ではなく、月齢や収納スペースに応じて判断します。新生児期は服が小さいため、手持ちの引き出しでも十分対応できます。 1歳前後になると服の種類が増え、ハンガー収納を取り入れると家事の負担を減らしやすくなります。一方、チェストは肌着などをまとめて管理したい場合に便利です。 収納が回らなくなったと感じたタイミングで、必要に応じて導入を検討するとよいでしょう。
赤ちゃん服は圧縮袋で保管しても問題ないですか?
圧縮袋は短期間の保管であれば使用できますが、長期保管にはあまり向いていません。通気性がないため湿気がこもりやすく、カビやにおいの原因になることがあります。 また、綿素材の服は圧縮によってシワや風合いの劣化が起こる可能性があります。1〜3ヵ月程度の保管なら、しっかり乾燥させたうえで防湿剤と併用すると安心です。 長期間保管する場合は、不織布袋など通気性のある収納を選びましょう。
家事代行マッチングサービス「タスカジ」で、整理収納専門のタスカジさんとして活動。
依頼のほとんどが「おうち一軒丸ごとお片付け」で、1箇所ずつ丁寧に、依頼者と一緒に手を動かしながら整理を進め、ムリなく維持できる・効率的な片付け方法を提案している。依頼者からは「お片付けへの意識が変わった!」「お片付けのスキルが上がった!」などの声が寄せられており、信頼度も厚い。「タスカジさんが選んだ本当に使える100均アイテム100選(タスカジ監修)」(主婦の友社)において、多数の100均おすすめアイテムを紹介している。
