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プロに聞く!赤ちゃんや小さな子どもの服をきれいに収納&保存しておくには?

※本記事は子育てナレッジシェアメディア 「cozre(コズレ)マガジン」と
タスカジプラスが共同で執筆しました。

赤ちゃんや小さい子どもの成長はあっという間!

衣類もどんどん増えて、「どう整理したらいいの?!」と戸惑っているママパパも多いのではないでしょうか?

そこで、家事代行マッチングサービス「タスカジ」の経験豊富なハウスキーパー・タスカジさんのアドバイスを元に、子育て真っ最中のコズレ編集部ママ&パパが育児がスムーズになる整理収納にチャレンジ!

今回は、子ども部屋や寝室にたまりがちな、頂きものやオフシーズン物の衣類の保管方法についてお伝えします。

今回のテーマは子ども部屋&寝室前編!

①子どもの衣類が上手に収納できない
②お下がりやサイズアウトした服、オフシーズン物の保管方法がわからない



早速、タスカジのseaさんにアドバイスを聞いてみましょう!

お悩み①子どもの衣類が上手に収納できない

タンス,

子どもの服は小さいので、引き出しの中ですぐバラバラに!靴下やスタイなども、すぐあちこちに散らばってしまいます。

赤ちゃんのベビー服など小さな衣類はたたむのが難しく、ぐちゃぐちゃになってしまいがち。

靴下やスタイなど小さな物も混在して、必要な時に見つからずイライラすることも多いんですよね。

1.まず収納アイテムを見直してみましょう

タンス,

ひとつの段に数種類のアイテムが入れられるワイド版のチェストがおすすめ!服が小さいからといって小さめのチェストにすると、あちこち開いて探すことになり、効率が悪くなってしまいます。

小さなお子さんのいるおうちで選びがちなのが、小ぶりのチェスト。

子ども用チェスト,

一見よさそうに思えますが、小さい引き出しがたくさんあると、どこに入っているのかわからなくなったり、出し入れの際に何アクションもかかって疲れてしまうことも。

ベビーダンスやキッズ収納も悪くはないのですが、お子さんの成長に合わせて服が大きくなり、入らなくなってしまった!というおうちも少なくないようです。

成長を見越して、大人と一緒に使えるワイドなチェストが使いやすいですよ。

2.引き出しの中をきっちり区切る

とはいえ、「収納を急に変えるのは難しい」「ワイドな引出しだと、中で余計入り混じっちゃいそう」という方に、ぜひ試して欲しいのがしっかり区切ることです。

アイテムが混じらないように、引き出し内できっちり分けましょう。100均などで買える不織布のケースや、折りたたんだ紙袋なども使えますよ。

最近では、不織布やプラスチックのケースなど、100均などでも多くの区切りグッズが登場!

紙袋,

seaさんのおすすめは、上の図のようにおうちにある固めの紙袋の持ち手を切り、上部を折り込んで区切りケースにする方法です。

グッズの購入前に、この紙袋でちょうどいいサイズを確かめることもできますよ。

アイテムごとにスペースが分かれていれば、忙しい時はたたまずに投げ入れても混ざりません。

真ん中にケースを置くことで、両脇も区切ったスペースとして活用できます。

いざ、コズレ編集部ママがチャレンジ!!

仕切りを入れてアイテムごとに分類

今回は、不織布の仕切りケースを使用。

大きめの引き出しに下着、トップス、ボトムスなどのほか、幼稚園で使用するものも分けて収納してみました。

帽子や靴下などは小さめスペース、ボトムスなどは大きめスペースと決め、入れやすいようにスペースの大きさも工夫しました。

やってみてどうだった?

仕切りグッズをたくさん買わなきゃいけないのかなと思いましたが、実際はそんなに必要なく気軽にできたのでよかったです。

購入するアイテムが意外と少なく済んだのが◎!

引き出しの中を簡単に区切るだけで、片付けも取り出しも簡単になるのがうれしいですね。

お悩み②お下がりやサイズアウトした服、オフシーズン物の保管方法がわからない

お下がりで頂いた服が、ダンボールにいれっぱなしに…。まだ着ないものもあり、整理しなきゃと思いながらどうしていいかわからず困っています。

頂きものの服は、サイズが大きかったり、季節が合わなかったりと、すぐには着られない場合も多く、ついため込んでしまうことも。

同様に収納場所が決まりにくい、シーズンオフの服も含めた整理方法を伺ってみましょう。

1.収納用品は中身が見えて、容量を変えられるものを選ぶ

すぐに着ない衣類は、「〇〇cm春夏」など季節とサイズを分けて箱に入れている方も多いのではないでしょうか?

まず、箱で収納するのはNG!窓付きの不織布ケースや透明な圧縮袋を活用しましょう。

箱だと中に入れた衣類が見えないので、後から目当てのモノを探すのが大変ですし、この先、季節とサイズの組み合わせが増えていったときに、スペースが足りなくなる可能性も高いんです。

中身が見えて容量を調節できる不織布ケースや圧縮袋を使えば、無駄なスペースを取らずに収納でき、何が入っているかも一目瞭然ですよ。

2.サイズ分けはしない!お下がりは、次に着る人別に分けてラベリングしよう

タグ,

さらに言うと、整理が面倒になる原因はサイズ分け!頂いたけれどまだ着られないものや、下の子用に取っておく服はサイズ分けはせずに、次に着る人別に分けてラベルをつけるだけにすると作業が簡単になりますよ。

季節やサイズで分けるのがダメなわけではないのですが、こまめに分けて収納できずにため込んでしまうのがお悩みの場合は、思い切ってしまう時の手間を省くのがおすすめ!

お友達などにあげる場合は別ですが、家庭内で下のお子さん用に保管する場合は、着せる時に改めてサイズ確認することも多いので、あえて収納時のサイズ分けは割愛もアリですよ。

「サイズアウトしたら、次に着る子のケースにいれるだけ」など、しまう時のルールが簡単だと、夫婦間での共有がしやすいのもメリットです。

必要な収納スペースもグッと小さくなって、一石二鳥ですね。

3.赤ちゃん期は、お下がり用紙袋を活用

サイズの切り替わりが頻繁な赤ちゃんの場合は、サイズアウトした服を入れるお下がり用紙袋をチェストなどの横においておくのも便利ですよ。

着られなくなった服はとりあえず紙袋へ!ある程度、量がまとまったら不織布ケースや圧縮袋に入れて、クローゼットなどにしまいます。

時間を取らずにサクッとできるので、赤ちゃんのお世話が忙しい時期にもできそうですね。

いざ、コズレ編集部パパがチャレンジ!!

窓付きの衣類用ケースに入れて、子どもの名前でラベリング!

ケース,

今回は、100均ショップで窓付き衣類用ケースを購入。

シャツやズボンなども一緒にサイズも混ぜて収納しました。

商品についていたラベルに子どもの名前を書いてクローゼットの枕棚にあげました。

しっかり自立するタイプだったので、重ねて収納もできますよ。

やってみてどうだった?

サイズ分けがいらなかったので、とにかくしまうのがラク!ずっと見ないふりをしていたものが片付いて、ホッとしました笑

ダンボールでごちゃついていたお部屋もスッキリ。

やらなきゃ!と思っていたことが意外と簡単に片付いて、気持ちもラクになったようですよ。

ぴったりのハウスキーパーと出会えるサービス「タスカジ」

タスカジとは?

タスカジさんイメージ写真,

今回、共同企画を行った「タスカジ」は、料理や掃除、整理収納、洗濯など家事代行のマッチングサービス。

独自テストにパスした「タスカジさん」と呼ばれる経験豊かなハウスキーパーの中から、お願いしたい内容にぴったりの人を見つけることができます。

業務は掃除や料理はもちろん、ペットケア(室内のみ)やチャイルドケア(保護者同席)まで幅広く、価格は業界最安値水準!

家に人を入れるとなると不安もありますが、公式サイトではタスカジさんそれぞれのプロフィールとレビューを見ることもできるので安心です。

今回アドバイスをくれたのは…

家事サービス経験20年以上、近著『家じゅうの「めんどくさい」をなくす。』(ダイヤモンド社)も好評のseaさん。

豊富な経験を元に、家の中の動線やしくみに隠れた「めんどくさい」を発見し、家を家族の安全基地にするための、目からウロコの片付けを提案してくれる大人気のタスカジさんです。整理収納のプロ!seaさんのプロフィールはこちら!

まとめ

今回は、たまってしまいがちなお下がりの服やシーズンオフのアイテムの整理収納について、お届けしました。

家事シェアサービス・タスカジさんのアドバイスを参考に、子育てがスムーズになる整理収納術、ぜひチャレンジしてみてくださいね。

その他の「整理収納術のプロに聞く!」シリーズはこちら

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監修者 | Website | + posts

整理収納を専門的に提供するカリスマ家政婦。
その人気ぶりから“今もっとも予約が取れない家政婦”としても知られる。20年以上にわたって個人宅の片づけや掃除を行い、これまでに片づけた家は6000軒以上。困りごとを抱えた多くの人々の悩みを解決してきた実績をもつ。テレビ番組に片づけのプロとしての出演多数。そのほか、コラム連載やメディア出演も多数経験。著書に、『家じゅうの「めんどくさい」をなくす。』(ダイヤモンド社)、『タスカジseaさんの「リセット5分」の収納術』(主婦と生活社)。

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