出産後も子育てをしながら社会へ出て活躍する女性が多くなってきました。出産育児休暇を経て復職する人、出産を期に退職し、再び社会に出る人、みんな出産前との生活の違いに戸惑い、仕事と育児との両立に不安を覚えると思います。先輩ママはどうやって仕事と育児を両立しているのか、コツをまとめてみました。
■その1.子供が病気になったときの対処
子供が保育園デビューの洗礼としてよく耳にするのが、子供の病気です。保育園に行き始めると、例外なく子供は風邪をひきます。保育園は集団生活です。いろんな細菌やウイルスがいっぱいです。特に小さいうちは免疫の力が弱いので、風邪をひきやすいのです。勤め出してすぐに保育園から度々子供の体調不良の電話がかかってくるのは気まずいものですよね。
病気になってしまうのは仕方ないので、対策をしましょう。どうしても休めない時には病児保育を利用することを想定し、事前登録をしておきます。
予防接種をして病気を防ぐことも大切です。接種し忘れているものがないかチェックしましょう。
■その2.プレ入園などで子供も準備しておく
保育園デビューは子供にとっても大きな変化です。プレ入園や児童館などで、集団生活や他の子供との関わりを事前に経験しておきましょう。いきなり環境が変わると、夜泣きをするようになったり体調をくずしてしまったりと、心への負担が影響してくることもあります。
■その3.家事の分担を話し合っておく
仕事を始めると、それまでより家事をする時間が一気に減ってしまいます。覚悟はしていても、久しぶりの仕事は体力的にも精神的にも大変で、思っていた以上に負担になるでしょう。一人で全てをこなそうとすると、抱えきれなくなってしまいます。
仕事を始める前に手一杯になることを想定して、家事代行サービスを利用するなど、夫と家事の分担や外注化について話し合っておきましょう。
■その4.育児のサポートを家族にお願いしておく
一人で育児をすることはとても大変で、完璧にするなんてまず無理です。困ったときには周りの協力が必要です。自分の実家、義実家、ベビーシッターなど、協力してもらえそうなところには仕事をすることを伝え、助けてもらいましょう。
■その5.家事を手抜きする
疲れが溜まってしまったり、体調をくずしてしまったり、どうしても家事ができない時には、買い物はネットスーパーや生協などの宅配を利用したり、家事代行サービスで掃除をしてもらったり、たまには手を抜くのもコツです。
毎日頑張り過ぎていると、ストレスも溜まってしまいます。イベントが重なって忙しい時などにだけ利用するなど工夫して家事の手抜きをしてみましょう。気持ちに余裕ができますよ。
■その6.仕事の勤務形態を変える
出産前と同じような働き方をすると、育児にかかる時間や体力が増えた分、難しくなります。「在宅・リモート勤務」を利用するなどして、仕事に関わる環境を見直すことも両立するための一つの手段です。
働くママを支援してくれる制度は積極的に利用しましょう。
■その7.便利な家電を利用する
家事をしなきゃいけないのに子供がぐずりだしてしまい、ついイライラしてしまう、なんてこともありますよね。
そこでおすすめなのが家電の利用です。自動お掃除ロボットで部屋を掃除してもらい、洗い物は食洗器で済ますなど、家事を時短するとイライラも減ってきますよ。
■おわりに
育児と家事だけでも大変なのに、そこに仕事まで加わると、ママの負担が大きすぎてそれまでの様にうまくいかなくなるのは当然です。周囲の手助け無しに両立することは難しいですが、すべてを完璧にできなくても大丈夫です。
頼れるとこには頼り、時には手抜きをしながら気持ちに余裕を作ることが、育児と仕事の両立するコツです。是非参考にしてくださいね。
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