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家事代行に補助金は使える?自治体制度や支援内容をわかりやすく解説

家事や育児に追われる毎日のなかで、「家事代行サービスを使えたら助かる」と感じる人は少なくありません。

実は、一定の条件を満たす世帯であれば、自治体の補助金制度を利用して家事代行サービスを受けられるケースがあります。公的支援を活用すれば、リーズナブルにプロのサポートを受けることが可能です。

この記事では、家事代行で利用できる補助金の仕組みや対象世帯、各自治体の具体的な事例から申請の流れまで詳しく解説します。さらに、補助金を使わずに家事代行サービスを依頼するメリットも紹介するので、ぜひ最後までご覧ください。

家事代行の補助金制度が利用できる世帯

家事代行の補助金制度は、すべての世帯が対象ではありません。多くの自治体では、子育て世帯や妊娠期・産後間もない家庭を中心に支援制度を設けています。一般的な対象条件は、以下のとおりです。

  • 当該自治体に住民登録がある
  • 妊娠中、または一定年齢未満の子どもを養育している
  • 出産前後で家事負担が一時的に増えている

参考:産前産後支援事業|新宿区

例えば、渋谷区では妊娠期から3歳未満の乳幼児を養育している人を対象に、家事・育児支援サービスの補助制度を設けています。このように、生活の変化が大きい時期を支える目的で制度が設計されている点が特徴です。

参照:産前産後家事サポーター派遣事業|渋谷区

家事代行の補助金制度がある自治体の例

家事代行に関する補助金制度を導入している自治体の具体例を紹介します。制度内容は各自治体で異なるため、自身の地域で制度があるかどうかは、自治体の公式サイトで確認しましょう。

東京都

東京23区では、少子化対策や共働き世帯の支援として手厚い助成がおこなわれています。

自治体名制度名対象者利用料金利用上限時間
渋谷区産前産後家事サポーター派遣事業妊婦または3歳未満の乳幼児を養育している人1時間:1,100円96時間
新宿区産前産後支援事業妊婦または生後1歳未満、多胎児・多子家庭など産後ドゥーラ:1時間1,500円ヘルパー:1時間1,000円40~75時間(対象児童により異なる)
杉並区産前・産後支援ヘルパー
※別途「多胎児家庭支援事業」あり
妊婦または1歳未満の乳幼児を養育している人1時間:1,000円80時間以内(出生時に3歳未満の兄または姉がいる場合は200時間以内)

参照:産前産後家事サポーター派遣事業|渋谷区

参照:産前産後支援事業|新宿区

参照:産前・産後支援ヘルパー|杉並区

神奈川県

神奈川県内でも、政令指定都市を中心に産前産後のサポート体制が整えられています。

自治体名制度名対象者利用料金利用上限時間
横浜市産前産後ヘルパー派遣事業妊婦または5か月未満の乳幼児を養育している人(多胎児は1歳未満)1回(2時間以内):1,500円産前・産後各20回まで(多胎児の場合は産後40回)
川崎市産前・産後家庭支援ヘルパー派遣事業妊婦または6か月未満の乳幼児を養育している人(多胎児は1歳未満)1回(2時間以内):1,650円~2,050円20回まで(多胎児の場合は60回)
相模原市子育て世帯訪問支援事業1歳未満の乳幼児を養育している人1回(2時間以内):1,800円~8,700円20回まで(多胎児の場合は30回)

参照:産前産後ヘルパー派遣事業|横浜市

参照:産前・産後家庭支援ヘルパー派遣事業|川崎市

参照:子育て世帯訪問支援事業|相模原市

大阪府

大阪府内でも、主要都市で家事や育児の負担軽減を目的としたヘルパー派遣事業が実施されています。

自治体名制度名対象者利用料金利用上限時間
大阪府大阪市子育て応援ヘルパー派遣事業2歳未満の乳幼児を養育している人1時間:1,500円・0歳:40時間・1歳:20時間・2歳:20時間
吹田市産後家事支援事業
※別途「多胎児家庭サポート事業」あり
6か月未満の乳幼児を養育している人1時間:500円36回まで(1回 2時間以内)
高槻市産前・産後ママサポート事業妊婦または1歳未満の乳幼児を養育している人(多胎児は2歳未満)無料(交通費等負担の場合あり)・産前:5回・産後1歳:10回・多胎児2歳:40回※1回 2時間以内

参照:大阪市子育て応援ヘルパー|大阪市

参照:産後家事支援事業|吹田市

参照:産前・産後ママサポート事業|高槻市

家事代行で補助金が使える支援の範囲

補助金制度を利用する場合、家事代行を頼める範囲は気になるポイントです。ここでは、一般的な支援範囲を紹介します。

対象となる支援内容

補助金制度の対象となりやすいのは、日常生活を維持するための基本的な家事です。代表的な内容として、以下が挙げられます。

  • 部屋の掃除や整理整頓
  • 洗濯・物干し・片付け
  • 食事の準備や簡単な調理
  • 日用品の買い物

自治体や事業者によって、補助金の対象となる家事は異なります。例えば、育児支援を目的としている場合、子どものおむつ替えや授乳の補助が含まれることもあれば、「家事のみ」に限定されるケースもあります。

また、同じ制度を利用しても、依頼する事業者によって対応範囲が変わる場合があるため注意が必要です。

参考:産前産後家事サポーター派遣事業|渋谷区

参考:高槻市産前・産後ママサポート事業 できること・できないこと(例)|高槻市

対象外の支援内容

家事代行の補助金制度では、以下のように対象外のケースもあります。

  • 専門的な託児・ベビーシッター業務
  • 利用者不在時の作業
  • エアコン掃除などハウスキーパーに依頼する内容

家事代行は、託児サービスではありません。そのため多くの制度は、サービス利用時に「産前は妊婦本人が自宅にいること」「産後は保護者と子どもが自宅にいること」が要件です。子どもを預けて外出するためのサービスではなく、あくまで「自宅での暮らしを支えるための支援」であると理解しておきましょう。

参考:産前産後家事サポーター派遣事業|渋谷区

家事代行の補助金申請の流れ

補助金制度を利用してサービスを受けるには、事前の手続きが必要です。一般的な申請手順をまとめました。

  1. 自治体公式サイトで制度内容を確認
  2. 申請書類の準備
  3. 申請の提出
  4. 審査・承認
  5. サービス利用と費用精算

家事代行の補助金利用時には、自治体の公式サイトで対象世帯や利用上限、自己負担額を確認しておくことが大切です。申請時には、申請書のほか母子健康手帳の写しや住民票などの提出を求められる場合があります。

申請は窓口や郵送に加え、近年ではオンライン申請に対応している自治体も少なくありません。審査に通過すると利用決定通知書やクーポンが交付されるため、内容を確認したうえで指定事業者へ連絡してサービスを利用します。

参考:産前産後家事サポーター派遣事業|渋谷区

家事代行の補助金制度利用時の注意点

経済的な負担を減らせる家事代行の補助金制度ですが、事前に理解しておくべき点もあります。利用する際は、以下の2点に注意しましょう。

利用開始までに時間がかかる

補助金制度を利用する場合、申請から利用開始までに時間がかかります。書類提出後は自治体で審査がおこなわれ、利用決定まで2週間程度、混雑状況によってはさらに時間がかかります。

「すぐに来てほしい」という緊急のニーズには対応できないため、産後に備える場合は出産前から申請を済ませるなど、計画的な準備が必要です。

参考:産前産後支援事業|新宿区

利用時間に制限がある

多くの自治体では、1日あたりの利用時間や期間内での利用時間に上限が設けられています。

新宿区の場合は「利用時間は1回2時間から4時間以内、第1子のみの家庭の場合は計40時間まで」の制限があります。長時間の利用は難しいため、補助的な支援と意識しておきましょう。

また、利用できる時間帯が「平日の日中のみ」と限定されている自治体もあり、土日や夜間の利用には対応していない場合があります。

参考:産前産後支援事業|新宿区

参考:産前産後ヘルパー派遣事業|横浜市

補助金なしで活用する家事代行サービスのメリット3つ

補助金制度を利用しない場合でも、家事代行サービスには多くの利点があります。ここからは、補助金なしで利用するからこそ感じやすいメリットを3つ紹介します。

手続きが簡単で気軽に利用できる

補助金制度を利用せずに家事代行を依頼するメリットは、スマートフォンから簡単に申し込みができ、すぐに利用できる点です。

多くの民間の家事代行サービスはオンラインで申し込みが完結し、自治体のような書類審査もありません。

登録から利用開始までの手続きがシンプルなため、忙しい方でも依頼するまでの負担を感じにくい点がメリットです。

ライフスタイルに合わせて柔軟に依頼できる

民間の家事代行サービスは、補助金制度のように「利用時間の上限」や「平日限定」などの制約がなく、ライフスタイルに合わせて柔軟に依頼できる点が魅力です。

来客前日の掃除や仕事が立て込む週の平日夜など、必要なタイミングで利用できます。さらに、毎週決まった曜日に依頼する定期利用を選べば、家事をルーティン化でき、日常生活を安定させることも可能です。

このように、生活リズムや仕事の状況に応じて、依頼の頻度やタイミングを自由に調整できる点は、大きなメリットでしょう。

依頼内容をカスタマイズできる

補助金制度を利用せずに家事代行サービスを活用すると、対象外とされやすい細かなニーズにも対応してもらえます。

掃除に限らず、作り置き料理やアイロンがけなど、利用者の希望に応じて自由に組み合わせられます。支援内容があらかじめ限定されていないため、「今日は家事全般をまとめてお願いしたい」といった柔軟な使い方も可能です。

スタッフとの相性が合えば指名できるサービスもあるため、自分好みの家事スタイルを目指せるでしょう。

補助金なしでも低コストで家事代行を依頼したいならタスカジがおすすめ

自治体の補助金制度を活用すれば、自己負担を抑えながら家事代行を利用できます。特に、産前産後や子育て世帯などの家庭にとっては心強いサービスです。

一方で、利用条件や時間制限があり、すべての家庭が対象ではありません。そこで注目したいのが、低コストで利用できる家事代行サービスです。

タスカジ」は、1時間1,500円から利用できる家事代行サービスです。個人と家事サポーターをつなぐマッチング型の仕組みを採用しており、コストを抑えながら柔軟に依頼できます。

補助金が対象外の家事代行や、すぐに利用したい場合は低価格で柔軟に依頼できる「タスカジ」で、無理なく家事の負担を減らしましょう。

監修者 at 株式会社タスカジ | Website | + posts

株式会社タスカジの代表取締役。国内大手ITベンダーに入社。その後MBA(経営学修士)を取得。2013年に共働きの家庭における新しいライフスタイルを実現するため、起業。2014年に家事代行マッチングサービス「タスカジ」を開始し、2017年に日経BP社 日経DUAL「家事代行サービス企業ランキング」1位、「日経ウーマン・オブ・ザ・イヤー2018働き方改革サポート賞」を獲得。
多くの人が自分らしく生きる時間を増やせる社会を実現するため、一般家庭でも気軽に質の高い家事代行を利用できる仕組みを作るという想いで「タスカジ」を立ち上げた。

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