「掃除しにくい場所にある」「方法がよくわからない」などの理由から、トイレの換気扇は汚れが気になっても何かとスルーされがちです。しかし、汚れを放置すると、換気機能が低下するだけでなく、最悪の場合故障して動かなくなってしまう心配も。そこで今回は、意外と簡単なトイレの換気扇の掃除方法をご紹介します。
?■トイレの換気扇の主な汚れについて
トイレの換気扇の主な汚れは、ホコリです。トイレマット、トイレカバー、トイレットペーパーなどからホコリが舞い上がりやすいですし、ドアの開閉の際に外からのホコリが紛れ込むこともあります、
換気扇は、それらのほこりをどんどん溜め込むことになります。掃除せずにいると、かたまったホコリのせいで、換気機能が大幅にダウンしてしまいます。特に、換気扇を回しているのに臭いが気になる場合は、ホコリが原因で換気機能がダウンしている可能性が濃厚です。
ホコリが原因で故障してトイレの換気扇が動かなくなるケースも珍しくありません。そうなる前にトイレの換気扇のお掃除をしてホコリを取り除きましょう。
?■トイレの換気扇のお掃除は意外と簡単?
トイレの換気扇の汚れの大半は、ホコリであるため、お掃除の方法は、意外と簡単で、浴室やキッチンの換気扇のお掃除よりも楽に済ませることができますよ。
お掃除の手順は以下の通りです。
1.電源を切る
スイッチを切るだけでなくコンセントから外しておくと安心です。
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2..換気扇カバーを外す
トイレの換気扇のカバーは、多くの場合、簡単に固定されているだけなので、手前に引っ張ると簡単に外すことができます。
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3.掃除機でホコリを吸い取る
取り外したカバーや換気扇内部についているホコリを掃除機で吸い取ります。吸い込めずに固まっている汚れは、歯ブラシを使ってかき出しましょう。
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4.残った汚れを拭き取る
トイレ用のウィットテッシュを使って、カバーや本体の汚れを拭き取った後、十分に乾燥させます。
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5.カバ—を元に戻す
カバーを元に戻せば、お掃除はひととおり完了です。ホコリさえ取り除けば、換気扇の換気機能を復活させることが可能です。
できれば、換気扇にホコリとりカバーを取り付けておくと便利ですよ。ホコリとりカバーは、100均などでも購入可能です。ホコリが目立ってきたら、カバーを交換すれば、お掃除の頻度を大幅に減らすことができます。
■ジロッコファンをつけ置き洗いするという方法も
換気扇カバーと、本体内部にあるジロッコファンをつけ置き洗いするという方法をあります。この方法は、今まで一度も掃除したことがない場合や特に汚れがひどい場合などにおすすめできる方法です。ジロッコファンも、通常はネジを外すだけと、比較的簡単に取り外すことができます。
手順は、中性洗剤を混ぜた水につけ置きした後、水ですすぐだけといたってシンプルです。完全に乾かすことがポイントです。
おわりに
トイレの換気扇のお掃除は意外と簡単にできることをおわかりいただけたでしょうか?ただ、機種によっては、カバーやジロッコファンが外せないものもあるようです。その場合は無理に外そうとすると故障の心配があるため、その点はお気をつけ願います。