重曹はナチュラルクリーニングには欠かせないですよね。普段の掃除に使っている人も多いと思います。重曹の特徴をしっかり理解して、部屋中をピカピカにしちゃいましょう!今回は重曹を使った簡単な小掃除テクをご紹介します。
■1.キッチンのシンク掃除
重曹は粉の状態だと少しだけ溶けにくいです。この溶けにくいという特徴を生かしてクレンザーとして使うことができます。例えばキッチンのシンク。毎日使うので汚れる場所ですよね。
使い方は簡単で、重曹を粉のまま振りかけて、水を含ませたスポンジで円を描くように磨きます。重曹の粒子は柔らかいのでシンクを傷つけることもありません。もし汚れがひどい場合には、500mlのお湯とクエン酸大さじ1杯を混ぜたもの流すと、炭酸ガスが発砲して汚れを浮かせてくれるので簡単にキレイにすることができます。洗い流せば排水溝の中までキレイにすることができるので、おすすめですよ。
同じ様にして浴槽も掃除できます。浴槽のお湯を抜いた後、水気がある状態で粉のまま振りかけて掃除します。研磨の効果でツルツルになりますよ。
?■2.手垢汚れの掃除
まず「重曹水」を作ります。水またはぬるま湯500mlに大さじ1杯の重曹を入れてよく混ぜて溶かすだけです。この重曹水をスプレーボトルに入れて使います。手垢が付きやすいところにスプレーして拭き取るだけでキレイになりますよ。
壁紙やスイッチの周り、ドアや取手など、日常生活で手が触れる部分はよく汚れています。直接吹きかけるのが怖い場所ではタオルに吹き付けてから掃除すると良いでしょう。タオルで汚れが取りきれない時には、メラミンスポンジで擦ってください。手垢汚れがスッキリしますよ。
■3.レンジの掃除
レンジの庫内は食べ物の汚れや油で汚れています。ベトベトの油汚れはあらかじめ拭き取っておきます。
耐熱コップに重曹大さじ2、水大さじ2を入れてよく溶かし、500Wの電子レンジで2分加熱します。そのままレンジのドアを開けず、15分ほど放置します。庫内に重曹水の蒸気が充満して汚れを浮かせてくれます。庫内を温めることでさらに汚れが落ちやすくなりますよ。汚れが浮いてきたら水拭きをして終わりです。
重曹は弱アルカリ性なので、電子レンジの酸性の汚れを中和してくれるので、汚れがよく落ちます。
■4.換気扇・フードや電気傘の掃除
換気扇のフードや照明器具の傘など、高い位置にあるものには意外と埃が溜まっていて、キッチンとリビングがつながっているお部屋などでは油煙によって油と混ざって取れにくい汚れになっていることもあります。この油と埃の汚れも重曹水でキレイにできます。重曹水で湿らせた雑巾で拭くか、重曹水をスプレーした後に拭き取ればキレイになります。
電気傘などの照明器具をこまめに小掃除すると、お部屋も明るくなりますよ。
■5.カーペットの掃除
カーペットの掃除にも重曹水が役立ちます。カーペットにしっかりと重曹水をスプレーします。濡れていると分かるくらいまでしっかりスプレーしましょう。スプレーした箇所を固く絞った雑巾で拭き取ります。
最後にもう一度水拭きをしてキレイにします。重曹には消臭効果もあるので、なかなか洗うことのできないカーペットの臭いも取れるので嬉しい掃除方法です。
毛足の長いラグや畳は、変色の恐れもあるので使用しないでくださいね。
■おわりに
いかがでしたか?重曹は油汚れや皮脂汚れなどに強く、消臭効果もあり、粉のままや重曹水にするなど、形を変えることでいろんな場所の掃除に使えます。たくさんの洗剤を揃えなくても重曹だけでキレイにできる場所が多いので助かりますね。ぜひ試してください。