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シンプルが美味しい!!『かぶのエチュベ』

今が旬の甘くて瑞々しいかぶ。
その美味しさをぎゅうっと閉じ込めた野菜の持つ水分だけで作るシンプルな蒸し野菜『エチュベ』にしてみませんか?
「かぶってこんなに美味しかったっけ!?」ときっと驚くはずですよ。

『かぶのエチュベ』の材料

葉付きのかぶ     約1�s
オリーブオイル    小さじ1
塩          小さじ2

『かぶのエチュベ』の作り方

1.かぶは葉を落とし、小さいものは縦半分に、大きいものは8等分のくし切りに切る。
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2.厚手の鍋にオリーブオイルを薄く敷き、分量の1/3の量の塩を底一面に振る。
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3.カットしたかぶを入れて分量の1/3の塩を全体に振り、蓋をして弱火でじっくり20分ほど火にかけて蒸し焼きにする。
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4.かぶの葉は4�p長さにカットする。
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5.3.の鍋の蓋を開け表面に火が通っていたら、上にかぶ葉を乗せて残りの塩を振って蓋をして火を中強火に強める。
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6.5分ほど加熱して葉が少ししんなりしたら蓋を取り、鍋を返してひと混ぜする。
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7.器に盛り付ける。食べるときに好みでこしょう、ヴァージンオリーブオイルなどを振る。
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調理のポイント

・かぶは二種類以上使った方が味にヴァリエーションが生まれて美味しく出来上がります。大きいかぶは火の通りが早いので加熱時間を調節してください。
・塩で素材をサンドイッチするように振ります。水分を加えず野菜から出た水分で蒸し焼きするので、野菜の味が薄まらず、凝縮され旨味が出てきます。
・かぶ以外にも大根、人参、れんこん、キャベツやじゃがいもなどで作っても美味しいです。じゃがいも、れんこんなど水分が出にくい野菜を使うときは白ワインを半カップくらい加えると美味しく出来ます。

かぶの栄養

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かぶは、根と葉の栄養成分が違う食品です。
根は淡色野菜でビタミンCを多く含み、でんぷん消化酵素のアミラーゼを含んでいます。
アミラーゼは、胸焼けや食べ過ぎの不快感を取って整腸作用があります。
葉は緑黄色野菜で、β-カロテン、ビタミンC、鉄、カルシウム、カリウム、食物繊維などを含んでいます。
葉の部分はアクや苦みが少ないためさっとゆでてお浸しにしたり、根の部分は生食も出来て火の通りも早いので、利用しやすい食材です。
葉の部分と根の部分をまるごと一緒に摂ることで栄養のバランスも良くなります。
葉の部分が根の水分を吸い取ってしまうので、保存するときは根と葉を切り分けて保存しましょう。
風邪予防にも効果的な食材ですので、どんどん利用しましょう。

ライタープロフィール

レシピ/栄養士 菊池律
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栄養士、調理師、製菓衛生士、パン職人、雑穀エキスパート。
オーガニックレストランでの調理、パン職人、オーダーメイド菓子職人、料理教室講師を経て栄養士に。
麹を使った発酵食、自家製天然酵母パン教室講師。
産科クリニックでの勤務経験と自身の子育ての経験を活かして子育てサイトの記事監修等を行う。
現在は病院に栄養士として勤務し、ライフステージに応じた栄養サポートを行う。
季節に寄り添う保存食のある暮らしの提案、日常のなにげない日々の暮らしを大切にしています。
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