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胃腸を労わる柚子香る『焼きねぎの鶏団子汁』

年末年始のごちそうで胃腸がお疲れ気味ではありませんか?
そんな時はシンプルな材料で簡単にできる温かい汁物はいかがでしょう。
ねぎは奈良時代以前から栽培され神事や祭事の際の捧げものとしても使われ、殺菌、解毒作用のある薬効野菜として重宝されていたとされています。
焼きねぎの香ばしい香りと甘みが食欲をそそり、素材から旨味が出るので出汁を取る手間もなく美味しく出来上がります。

『焼きねぎと鶏団子汁』の材料(4人分)

鶏ひき肉       200g
◎生姜すりおろし   大さじ1
◎白味噌       大さじ1
◎片栗粉       大さじ1
ねぎ         2本
ごま油        小さじ1
水          600ml
塩          小さじ1/2
醤油         大さじ1
柚子果皮       適量

『焼きねぎと鶏団子汁』の作り方

1.鶏ひき肉をボウルに入れ、◎の調味料を混ぜる。
2.ねぎは4�p長さのぶつ切りにする。
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3.鍋にごま油をうっすらしいて、ねぎを入れてフライパンを中火で熱しあまり頻繁に動かさずに焼き付ける。
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4.3.の鍋に水を注ぎ入れ中強火で火にかける。
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5.4.の汁が沸騰したら1.の鶏ひき肉を一口大に丸めて入れていく。
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6.鶏団子に火が通ったら塩、醤油で味を調え、火を止める。
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7.6を汁椀に盛り付け、吸い口の柚子果皮を乗せる。

調理のポイント

・ねぎを焼き付けることで香りと甘みが出ます。焼き付けるときに動かすと焼き色が付きにくいので焼き目が付くまでじっくり焼いてください。
水分を入れると焼き色が薄くなるので少し強めに焼き色を付けてください。
・ねぎは青いところも全部使います。白い部分と青い部分、それぞれの違った滋味深い美味しさを感じることができます。
・大根やかぶ、きのこなどほかの野菜を加えても美味しく出来ます。

ねぎの栄養

ねぎの青い部分には緑黄力野菜と同様のβ−カロテンが抗酸化作用が強く豊富で皮膚の乾燥を防ぎ、粘膜の保護に働きます。ビタミンCは美肌や風邪予防に。
ねぎの白い部分に豊富なにおいと辛みの成分であるアリシン(硫化アリル)は毛細血管を広げ血行を促進し、動脈硬化や冠動脈疾患の予防に効果的。また疲労物質である乳酸の分解を助け、肩こり、冷え症の改善にも働きます。
また炭水化物の分解に必要なビタミンB1の吸収を高めるため、スタミナ補強にも。豚肉や大豆製品、ごまなどビタミンB1を含む食材と一緒に摂ると効果的です。

ライタープロフィール

レシピ/栄養士 菊池律
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栄養士、調理師、製菓衛生士、パン職人、雑穀エキスパート。
オーガニックレストランでの調理、パン職人、オーダーメイド菓子職人、料理教室講師を経て栄養士に。
麹を使った発酵食、自家製天然酵母パン教室-講師。
産科クリニックでの勤務経験と自身の子育ての経験を活かして子育てサイトの記事監修等を行う。
現在は病院に栄養士として勤務し、ライフステージに応じた栄養サポートを行っています。
季節に寄り添う保存食のある暮らしの提案、日常のなにげない日々を大切にしています。
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https://www.instagram.com/kogomir/

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