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知らないと損!梅雨の時期の掃除がおすすめな4つの理由

 お掃除は、良く晴れた日にするものというイメージがありますが、雨が続く梅雨の時期だからこそ効率的にお掃除することが出来ることをご存知でしょうか。今回は、梅雨の時期の掃除がおすすめな4つの理由ついてお伝えいたします。

?■梅雨時期の掃除がおすすめな理由は?

 梅雨は、雨が多く湿度が高いため不快感が高い時期です。お掃除はカラッと晴れた日にするというイメージをお持ちの方が多いと思いますが、実はこの「雨」と「湿度」がお掃除に最適なのです。

1.埃やカビの胞子を舞い上げずに掃除が出来る

 埃やカビの胞子は、人が動いたり換気扇を回したりするだけで簡単に舞い上がり、色々なところに飛んでしまいます。しかし梅雨の時期は湿度が高いため、埃やカビの胞子を舞い上げずにお掃除することが出来ます。

2.静電気が発生しにくいため、埃などの小さなゴミを取り除きやすくなる

 溜まっている埃やチリなどの小さなゴミを取り除こうとしても、静電気のせいでくっついたままで何度もモップをゴシゴシ……、そんな経験はありませんか?静電気は空気が乾燥していると起こりやすく、逆に湿度が高いと発生しにくくなります。つまり湿度が高い梅雨の時期なら、静電気に邪魔をされず埃などの小さなゴミを取り除きやすくなります。

3.夏から秋にかけて増えるダニの発生を予防できる

 アレルギーの原因となるダニの発生は、夏に急激に増え、秋には夏に増えたダニの死骸などが残ります。ですので、ダニが増える前に増やさない環境を作る必要があります。

 梅雨の時期は、上記1,2でお伝えした通り、ダニの餌となる埃やチリなどのゴミを掃除しやすいので、しっかりと掃除をすることでダニの餌が少なくなり、結果的にダニ発生の予防につながります。

4.油汚れが落ちやすい

 油は温度が上がると溶け出します。梅雨の時期は気温が上がるので、油汚れが落ちやすくなります。

■梅雨の最適なお掃除箇所は?

 梅雨の時期に掃除がおすすめな理由をもとに、「雨」と「湿度の高さ」を利用することで効率的に汚れを取り除くことが出来る、最適なお掃除箇所をご紹介いたします。

1.お風呂のカビ取り

 お風呂はカビが発生しやすい場所です。カビの胞子は換気によって飛び散り、落ちた場所で新たにカビを発生させてしまいます。しかし梅雨の時期は湿度が高いため、カビの胞子の飛散を抑えることができるのです。カビ取り剤でカビを取り除き、最後にカビ防止の薬剤を使うとカビの発生を抑えることができます。

2.埃取り

 フローリングや絨毯、家具の上など色々なところに付着している埃やチリなどの細かいゴミ。梅雨の時期は湿度が高く静電気が発生しにくい環境のため、静電気に邪魔をされずに綺麗に細かいゴミを取り除くことができます。大掃除にするイメージのある大型家具の裏の埃取りも、この時期に行うと良いでしょう。

 ダニの大量発生に備え、ダニの餌となる埃やチリなどのゴミをしっかり取り除きましょう。

3.窓・網戸掃除

 窓や網戸は、砂や埃がたくさんついている場所です。晴れた日にお掃除をするとこれらが舞い上がってしまいますが、梅雨の時期、湿度の高い曇りの日や小雨の日にお掃除する事で汚れが舞い上がらず、さらに汚れが水分を含むので拭き取りやすくなります。

4.ベランダ掃除

 近所への配慮やマンションの規約、家の構造上の問題などで、ベランダに水を流して掃除できない事があります。そういう時は、雨の日に吹き込む雨水を使ってベランダの掃除が出来ます。大雨の時、すでに濡れているベランダの床をブラシなどで擦り、後は雨水におまかせ。雨水で簡単に綺麗になります。雨に当たることになるので、合羽を着用するなど体調には気を付けてくださいね。

5.キッチン掃除

 キッチンの汚れと言えば、油汚れ。気温が上がることで油汚れが緩むため、とても落としやすくなります。マイクロファイバークロスでふき取りや、酷い汚れの場合はアルカリ性の洗剤を使うとよいでしょう。

■おわりに

 梅雨は、お掃除するにとっても最適な時期です。実は、冬の大掃除よりもこの時期にお掃除をした方が、汚れも落としやすく寒くないので動きやすいというメリットもあるのです。鬱々した気分はお掃除で吹き飛ばし、梅雨の時期も快適に過ごしましょう。

ライター:めぐりずむ

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