トイレの掃除って、ちゃんとしているのに汚れが気になったり、意外とすぐに汚れてきたりして気になる場所ですよね。どのくらいの頻度で掃除をすればキレイな状態を保てるのか、どんな掃除をすれば良いのかをご紹介します。
■トイレの掃除は1日に1回はしましょう
一日に何回トイレを使うか考えたことがありますか?
一日にトイレに行く回数の平均は8回だそうです。4人家族だと、一日に32回もトイレを使う計算になります。昼間は仕事や学校などで外出していて家でトイレに行く回数が減る場合もありますが、数えてみると意外とトイレを使う回数が多いことが分かると思います。
では掃除の頻度はどのくらいで行っているでしょうか?一日に何度も使うトイレですから、日に一度は掃除したいですね。
■毎日の掃除のやり方
毎日する掃除は簡単にできる方が良いですよね。毎日することで汚れも溜まりにくくなるのでおすすめです。
まずはドアノブを拭き掃除します。
次に壁を掃除します。手を洗う時に水が飛び散ることもあり、立って用を足すスタイルだと壁にも汚れが飛び散るので意外と汚れています。
次に床を掃除します。ここも、飛び散った汚れが溜まらないように拭き掃除をしましょう。忘れずにスリッパの裏も拭いてキレイにします。せっかく床がキレイになってもスリッパの裏が汚いとすぐに汚れてしまうので一緒にキレイにしてしまいましょう。
最後に便器を掃除します。専用の洗剤で掃除をする場合は、掃除を始める前に洗剤を掛けて置き、最後にブラシで擦ると汚れも落ちやすいですよ。
便座やフタも拭き掃除でキレイにしましょう。使い捨てのお掃除シートなどを使うと手軽に掃除できるので、毎日でも楽に掃除しやすいです。
■週に一度はしっかり掃除
毎日掃除をしていても細かい部分に残ってしまう汚れを、時間のある休みなどに、週1回のペースで掃除を行いましょう。
普段はしないタンクの掃除を行います。タンク内は常に水が溜まっている場所なので、雑菌が繁殖し、黒カビが発生しやすい場所です。この黒カビを放置しておくと、便器内に黒ずみができやすくなるので、定期的に掃除をします。
まず、止水栓を閉めて水を止め、タンクのフタを開けます。フタの裏側は中性洗剤を使ってブラシで擦って汚れを落とします。次にタンクの水を止めて、中も中性洗剤で掃除し、洗い終わったら止水栓を開けて給水します。溜まったら水を流してすすぎます。
中性洗剤でも落ちない汚れには重曹を使うと効果的です。重曹で擦り洗いをすると粒子が汚れを擦って落としてくれます。
あまり擦り過ぎると傷になり、傷に汚れが溜まりやすくなるので、優しく洗ってください。これは便器も同じで、汚れが落ちないからといってゴシゴシ擦るのは逆効果なので注意しましょう。
換気扇も掃除しましょう。カバーを外して埃を掃除機で吸い取り、カバーは水洗いをしましょう。フィルターを付けている人はフィルターを交換します。意外とトイレは埃の立つ場所なので、換気扇もこまめに掃除したいですね。
毎日の掃除では落としきれない便器の汚れも掃除します。頑固な汚れにはパックをしましょう。トイレットペーパーやお掃除シートに洗剤を含ませて汚れに貼り付け、上からラップをしてしばらく置いておきます。しっかり洗剤を密着させることで汚れが落ちやすくなります。時間が経ったらブラシで擦りましょう。汚れがスッキリ落ちますよ。
■おわりに
トイレの掃除の頻度はいかがでしたか?汚れやすいトイレは汚れを放っておくと黒ずみができ、嫌な臭いの原因になります。毎日何度も使う場所だからこそ、キレイに保ちたいですよね。日に一度の掃除を習慣にし、週に一度のしっかり掃除で汚れを落としきりましょう。