大切な人の冷えた身体を温めるために。
お気に入りの鍋を使ってスープを作りませんか?
野菜は家にあるもので大丈夫。大きめ、小さめ、千切り・・・切り方を変えれば食感も変わります。
魚介を入れようか、それともお肉、ソーセージを入れてポトフ風。
冬はストーブの上でじっくりコトコト煮込むと美味しさが倍増。
さあ、愛情込めて作ったご馳走スープをどんな器に注ぎましょうか?
普段の汁椀だけでは勿体ない。
ご飯のお供としてではなく、
スープをメインに据えた食卓作りをしてみませんか?
スープを大皿に盛り付ける
私がこの日作ったのは、大根、長ネギ、人参、白菜などの冬野菜をたっぷり使ったスープです。
大根は大きめに切ってじっくり火を通し、白菜は千切りにして火を止める直前に入れます。
味の決め手は鱈の身と渡り蟹。冬の海の幸がいい味を出してくれます。
贅沢なこのスープ、脇役なんて勿体ないですよね。
そこで、普段お肉などのメイン料理を盛り付けている大皿にスープを注いでみました。(適度に深さがあります。)
大根はここ、人参はここ、というように具材を種類ごとに盛り付けるよう意識すると、お皿にまとまりが生まれます。
また具材を皿の中心に置くようにすると、まわりのスープの透明感も際立ち綺麗です。
他には、トマト煮込みをメイン皿に盛り付けてみたり、グリーンカレースープは大皿の上に薄いブルーの輪花皿を重ねて。
トマト煮込みは大皿の中心に盛り付けることを意識して、高さを出すために上にローズマリーをのせました。スプーンをさりげなくお皿にのせて。そしてグリーンカレースープは色で遊び、スプーンも真鍮製のものを選んでエスニックな雰囲気に。
朝食にポタージュを添える
朝食に作りやすいポタージュもまた然り。
スープは食卓に彩りを加えるのに最適な料理です。
使う食材によってこんなに色鮮やかに演出できます。
淵が広い深皿は、周りの白い淵が中心のスープの色を一層引き立ててくれるので、こんな器と出会えた際はお迎えすることをお勧めします。
冷製スープはガラスの器に盛ると、見た目から涼感も伝わるので夏におすすめの盛り付け法です。
いかがでしたか?
寒い冬に身体を温めてくれる栄養満点なスープ、是非食卓の中心に据えて、“スープのある暮らし”を楽しんでみて下さいね。
コラム/ akari
浦和「kurasu_life料理教室」主宰。フードスタイリスト、食育メニュープランナー。野菜をたくさん取り入れること、旬のものを食べて四季を楽しむこと をモットーに毎日料理しています。中国在住経験がある為、中国料理・アジアン料理も好きです。Instagramには、家族の為に作った日々の御飯を投稿しています。